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基礎理論|ITパスポート試験

この分野には 98問あります。くり返し出ているものから並べています。

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この分野の用語(21語)

この分野の出題のようす

この分野の問題が出た回のうち、新しい8回では1回に2〜5問出ています。

回この分野の問数
令和8年度3問
令和7年度4問
令和6年度4問
令和5年度5問
令和4年度4問
令和3年度2問
令和2年度 10月 特別措置試験2問
令和元年度 秋期 特別措置試験3問

この分野でくり返し出ている用語は2進数(8問)・論理演算(8問)・基数変換(7問)・ニューラルネットワーク(6問)・ベン図(5問)です。問題が多い回は平成24年度 秋期 特別措置試験(9問)・平成22年度 春期(7問)・平成22年度 秋期(6問)です。

この分野でいちばん新しい出題は令和8年度 問98です。

この分野の98問のうち、4問はほかの回にも同じ内容で出ています。

ITパスポートの「基礎理論」を過去問の数で見る

この分野には、平成21年度春期から令和8年度までの29回の試験のうち29回から、101問を収めています。この分野の問が無い回はありません。令和4〜8年度の5回では20問で、1回あたり4.0問でした。それより前の24回は81問で、1回あたり3.4問です。

よく出る論点

論点は、各問の解説に付けた用語を束ねて数えています。1問がいくつかの論点にまたがって入ることがあります。

論理演算と集合(ベン図)(18問・12回)

論理演算の問では、日本語の「と」をそのまま論理積に写すと外します。一人が同時に持てない条件どうしはどちらかを満たせばよいので論理和で結び、さらに絞り込む条件は論理積で掛けます。真理値表から式を選ぶ問は、出力が1になる行の個数を先に数え、個数が合わない式を外してから、1が立つ場所を見比べます。集合では、両方に属する積集合がいちばん小さく、少なくとも一方に属する和集合がいちばん大きくなります。ベン図の網掛けは、言葉に置き換えてから式に直します。

問: 平成25年度秋期 問54・平成25年度秋期 問64・平成27年度春期 問62・平成29年度秋期 問98(平成21年度〜平成30年度)

情報の表現(単位・符号化・圧縮)(16問・11回)

国際単位系の接頭語はキロ、メガ、ギガ、テラと千倍ごとに名前が変わり、指数は3ずつ動きます。長さや電圧のように切れ目なく変わる量で表したものがアナログデータで、とびとびの数値に置き換えて表したものがディジタルデータです。CDは、音を一定の間隔で測る標本化と、数値に直す符号化を経て記録します。2バイトは16ビットなので、表せる文字の種類は2を16回掛けた65,536です。ランレングス圧縮の問では、決められた桁に収まらない個数を分け、零を補った組まで数えます。

問: 令和5年度 問96・令和3年度 問89・平成25年度秋期 問76・平成24年度秋期 問94(平成23年度〜令和5年度)

基数変換と2進数(13問・11回)

10進数を8ビットの2進数に直すときは、左から128、64、32、16、8、4、2、1という桁の重みを、大きいほうから当てはめていくと速く済みます。小数点より右の桁は二分の一、四分の一、八分の一と半分ずつ小さくなるので、十分の一ずつと読むと値がずれます。8桁の2の補数では先頭が1の並びが負を受け持ち、零が正の側に入るため、表せる範囲はマイナス128から127で、負のほうが一つ多くなります。

問: 令和2年度10月 問62・平成22年度春期 問52・平成24年度春期 問52(平成21年度〜令和3年度)

AI(機械学習・ニューラルネットワーク)(12問・5回)

ニューラルネットワークは、ニューロンと呼ばれる計算の単位を層の形でつないだ仕組みです。一つのニューロンは受け取った値に重みを掛けて足し合わせ、その合計を活性化関数に通してから次へ渡します。バックプロパゲーションは、出た答えと正解との誤差を出力の側から逆にたどり、各ノードの重みを調整して誤差を小さくする進め方です。広い範囲の大量のデータで学ばせた基盤モデルを、用途に合わせて少しの追加の学習で寄せる作業がファインチューニングです。教師あり学習でできるのは分類と回帰で、正解を付けずに似たもの同士を寄せ集めるのが、教師なし学習のクラスタリングです。

問: 令和8年度 問82・令和5年度 問91・令和7年度 問80・令和6年度 問65(令和4年度〜令和8年度)

場合の数と確率(11問・9回)

互いに影響しない出来事が続く確率は、1回ごとの確率を掛け合わせます。さいころで1の目を3回とも避ける確率は六分の五を3回掛けた二百十六分の百二十五で、少なくとも1回出る確率は1からこの値を引いて求めます。同じものを繰り返し選べるときの選び方の数は、それぞれに選べる種類の数を掛け合わせ、後から選ぶほうの候補も減りません。「以下」のように等号が入る条件では、等しい場合を先に分けてから数えます。

問: 令和6年度 問83・令和元年度秋期 問72・平成22年度春期 問67(平成21年度〜令和6年度)

アルゴリズムと流れ図(11問・8回)

アルゴリズムは、目的にたどり着くための処理手順です。同じ手順はどの言語でも書き表せるので、手順と言語は別の層に置かれます。流れ図で二つの変数の中身を入れ替えるときは、退避させる場所を使い、TMP ← A、A ← B、B ← TMP の順に移します。直に移すと、片方の中身が上書きされて消えます。

問: 平成25年度春期 問53・平成22年度春期 問53(平成21年度〜平成31年度)

統計(平均・分散・標準偏差)(7問・6回)

平均値はすべての値を足して個数で割ったもの、中央値は小さい順に並べた真ん中の値で、飛び抜けて大きい外れ値があると平均値だけが引っ張られます。偏差値は平均からの離れ方を標準偏差を物差しにして測ったもので、得点が同じなら、平均との差を標準偏差で割った値で比べます。標準偏差は山の広がりだけを見る値で、山の位置は平均が受け持ちます。

問: 令和5年度 問77・令和4年度 問59・平成26年度秋期 問95(平成21年度〜令和6年度)

データ構造(スタック・キュー)(7問・6回)

スタックは後から入れたものが先に出る形、キューは先に入れたものが先に出る形で、取り出す向きがちょうど逆です。どちらの形かを取り違えると答えがそっくり入れ替わるので、先に形の名前を確かめ、入れた順を横に書き出して、出したものに印を付けながら追います。スタックで出てくる順を確かめるときは、最初に出るものを決めて、そのとき中に残っているものを書き出します。

問: 平成22年度春期 問85・平成30年度春期 問96・平成23年度特別 問58(平成21年度〜令和元年度)

取り違えやすい組

空白を除いて30字以下の短い誤りの選択肢に、別の問の解説で用語として挙げた語が入っていた問を、その問の用語と組にして数えました。この分野で3問以上あったのは、ANDと論理演算、ORと論理演算の2組だけで、どちらも同じ4問です(次に多いのはORと集合の2問です)。

組見分け方その組が出た問
論理演算のANDとOR一人が同時に持てない二つの条件は、どちらかを満たせばよいのでORで結びます。そこへさらに満たす条件を加えて絞り込むときはANDで掛けます。内側もANDにすると、当てはまるものが一つも無くなります。ANDと論理演算 4問・ORと論理演算 4問(平成24年度春期 問69・平成25年度秋期 問54・平成29年度秋期 問98 など)

最近の出方

令和4〜8年度の5回と、それより前の24回を、1回あたりの問の数で比べました。最近の5回は回の数が少ないので、1問の違いで1回あたり0.2問動きます。この幅を超えて動いた論点は8つです。増えたのはAI(0.00問→2.40問)、統計(0.17問→0.60問)でした。AIの12問は、すべて令和4年度以降の回の問です。減ったのは論理演算と集合(0.75問→0.00問)、基数変換と2進数(0.54問→0.00問)、アルゴリズムと流れ図(0.46問→0.00問)、情報の表現(0.62問→0.20問)、データ構造(0.29問→0.00問)、場合の数と確率(0.42問→0.20問)です。最近の5回の20問は、令和4年度4問、令和5年度5問、令和6年度4問、令和7年度4問、令和8年度3問でした。

進め方

問の多い論理演算と集合、情報の表現、基数変換と2進数の3つから解くと、この分野の101問のうち42問に当たります(2つ以上の論点に入る問は1問と数えています)。この3つは最近の5回では合わせて1問なので、令和4年度以降の回から解くときは、AIの12問から入ります。この分野の101問のうち49問は、肢がすべて数字の問か、問の文に計算とある問です(最近の5回では6問)。基数変換と場合の数の問は、桁の重みや掛け算を紙に書き出しながら解きます。この分野の全問は 基礎理論の過去問 から解けます。

対策問題(オリジナル)

過去問の傾向をもとに作ったオリジナルの問題です。本試験の問題ではありません。

  1. 1/10問・論理演算と集合(ベン図)

    次の6人の社員の表を、条件「(所属が営業部 OR 所属が企画部) AND 勤続年数が5年以上」で検索した。抽出される社員は何人か。なお、社員の所属は一人一つである。

    社員A:営業部・勤続7年

    社員B:企画部・勤続3年

    社員C:総務部・勤続9年

    社員D:企画部・勤続6年

    社員E:営業部・勤続2年

    社員F:営業部・勤続5年

    1. ア 0人
    2. イ 2人
    3. ウ 3人
    4. エ 6人
    正解と解説

    正解はウです。

    所属は一人一つなので、営業部と企画部はどちらかを満たせばよく、括弧の中は論理和で結ばれています。そこへ勤続年数の条件を論理積で掛けて絞り込みます。営業部か企画部のA、B、D、E、Fのうち、勤続5年以上はA、D、Fの3人で、5年ちょうどのFも「以上」に入ります。

    • ア括弧の中も論理積と読んで、営業部と企画部の両方に所属する人を探した数で、所属が一人一つなので当てはまる人がいなくなります。
    • イ勤続5年ちょうどのFを外した数で、「以上」には5年が含まれるので一人足りません。
    • エ勤続年数の条件まで論理和で結んだ数で、総務部のCや勤続の短いB、Eまで入ってしまい、絞り込みになっていません。

    この論点の過去問:令和5年度 ITパスポート試験 問75・平成25年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問54・平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問69

  2. 2/10問・情報の表現(単位・符号化・圧縮)

    国際単位系(SI)の接頭語を使った量の読み替えのうち、誤っているものはどれか。

    1. ア 2.5GHzは、2,500MHzと同じである。
    2. イ 3Tバイトは、3,000Gバイトと同じである。
    3. ウ 800kbpsは、0.8Mbpsと同じである。
    4. エ 4,000Mバイトは、4Tバイトと同じである。
    正解と解説

    正解はエです。

    国際単位系の接頭語は、キロ、メガ、ギガ、テラと千倍ごとに名前が変わり、指数は3ずつ動きます。4,000Mバイトは4×10の9乗バイトなので4Gバイトで、4Tバイト(4×10の12乗バイト)とは千倍の開きがあります。この読み替えが誤りです。

    • アギガはメガの千倍なので、2.5GHzは2,500MHzで、正しい読み替えです。
    • イテラはギガの千倍なので、3Tバイトは3,000Gバイトで、正しい読み替えです。
    • ウメガはキロの千倍なので、800kbpsを千で割った0.8Mbpsと同じで、正しい読み替えです。

    この論点の過去問:令和5年度 ITパスポート試験 問96

  3. 3/10問・情報の表現(単位・符号化・圧縮)

    ある倉庫では、3,000種類の部品に、すべて同じ桁数の2進数の番号を一つずつ割り当てて区別したい。番号に必要な最小の桁数(ビット数)は幾つか。

    1. ア 11
    2. イ 12
    3. ウ 13
    4. エ 16
    正解と解説

    正解はイです。

    2進数は桁が1つ増えるごとに表せる値が倍になり、n桁で表せる値は2をn回掛けた数です。11桁では2,048通りで3,000種類に足りず、12桁で4,096通りになって足ります。よって最小の桁数は12です。

    • ア11桁で表せるのは2,048通りで、3,000種類には952通り足りません。
    • ウ13桁なら8,192通りで足りますが、12桁の4,096通りですでに足りているので、最小の桁数ではありません。
    • エ16桁は2バイトにあたり65,536通りまで表せますが、12桁で足りるので最小の桁数ではありません。

    この論点の過去問:令和3年度 ITパスポート試験 問66・平成25年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問76

  4. 4/10問・基数変換と2進数

    8ビットの2進数 01101101 を10進数で表したものはどれか。

    1. ア 91
    2. イ 109
    3. ウ 117
    4. エ 182
    正解と解説

    正解はイです。

    8ビットの2進数の各桁は、左から128、64、32、16、8、4、2、1を表します。01101101で1が立っているのは64、32、8、4、1の桁なので、足すと109です。桁の重みは右端の1から左へ進むごとに2倍になります。

    • ア91は01011011が表す数で、64の桁と16の桁、32の桁と8の桁の1の位置がずれています。
    • ウ117は01110101が表す数で、16の桁が立ち、8の桁が空いている点が違います。
    • エ182は並びを右から左へ逆さに読んだ10110110が表す数で、桁の重みを左右取り違えています。

    この論点の過去問:令和2年度 10月 ITパスポート試験(特別措置試験) 問62

  5. 5/10問・AI(機械学習・ニューラルネットワーク)

    過去に売れた住宅について、広さ・駅からの距離と、実際の販売価格の組を学習させ、新しい物件の販売価格を金額で見積もる。この使い方に当たる手法はどれか。

    1. ア 分類
    2. イ 回帰
    3. ウ クラスタリング
    4. エ アノテーション
    正解と解説

    正解はイです。

    教師あり学習は、正解を付けたデータを与えて学ばせる方法で、数量どうしの関係を見つけて値を当てはめる手法を回帰といいます。販売価格という正解付きの組から広さや距離と価格の関係を学び、新しい物件の金額を見積もっているので回帰に当たります。

    • ア分類は、未知のものをあらかじめ決まったいくつかの組のどれかに振り分ける手法で、金額という値を見積もる使い方ではありません。
    • ウクラスタリングは、正解を付けずに似たもの同士を寄せ集める教師なし学習の手法で、正解の価格を付けて学ばせるこの使い方とは違います。
    • エアノテーションは、人が印を付けて学習用のデータに意味を与える作業で、学ばせた結果で価格を見積もる手法ではありません。

    この論点の過去問:令和6年度 ITパスポート試験 問65・令和7年度 ITパスポート試験 問80

  6. 6/10問・AI(機械学習・ニューラルネットワーク)

    ニューラルネットワークに関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    1. ア バックプロパゲーションでは、学習の途中でノードの数を増やしたり減らしたりして誤差を小さくしていく。
    2. イ 一つのニューロンは、受け取った値に重みを掛けて足し合わせ、その合計を活性化関数に通してから次へ渡す。
    3. ウ バックプロパゲーションでは、出た答えと正解との誤差を出力の側から逆にたどり、各ノードの重みを調整する。
    4. エ 広い範囲の大量のデータで学ばせた基盤モデルを、少しの追加の学習で用途に合わせる作業をファインチューニングという。
    正解と解説

    正解はアです。

    バックプロパゲーションで動かしているのは、ノードどうしの結び付きに付いた重みです。誤差を出力の側から入力の側へ逆にたどりながら、どの重みをどれだけ動かせば誤差が小さくなるかを計算して調整します。ノードの数そのものは学習のたびに増減させるものではないので、この記述が誤りです。

    • イニューロンは前の層から受け取った値に重みを掛けて足し合わせ、その合計を活性化関数に通して次へ渡すので、正しい記述です。
    • ウ誤差を出力の側から逆にたどって各ノードの重みを調整し、誤差を小さくするのがバックプロパゲーションなので、正しい記述です。
    • エ大量のデータで学ばせた基盤モデルを、用途に合わせて少しの追加の学習で寄せる作業がファインチューニングなので、正しい記述です。

    この論点の過去問:令和8年度 ITパスポート試験 問82・令和5年度 ITパスポート試験 問91

  7. 7/10問・場合の数と確率

    表と裏が同じ確率で出る硬貨を4回投げる。少なくとも1回は表が出る確率は幾らか。

    1. ア 1/16
    2. イ 1/4
    3. ウ 11/16
    4. エ 15/16
    正解と解説

    正解はエです。

    1回も表が出ないのは4回とも裏の場合で、各回は互いに影響しないので、二分の一を4回掛けて十六分の一です。少なくとも1回表が出る確率は、1からこの値を引いた十六分の十五になります。1回も出ない側を先に求めると、数える場合が一つで済みます。

    • ア十六分の一は4回とも裏になる確率、つまり1回も表が出ない確率で、求める値とちょうど裏返しです。
    • イ四分の一は16通りのうち表がちょうど1回の4通りだけを数えた値で、表が2回以上出る場合が抜けています。
    • ウ十六分の十一は表が2回以上出る確率で、表がちょうど1回の4通りを数え落としています。

    この論点の過去問:令和6年度 ITパスポート試験 問83

  8. 8/10問・場合の数と確率

    会員番号を、英大文字(AからZの26種類)2文字の後に、0から9の数字を3桁続けて作る。同じ文字や同じ数字を何度使ってもよいとき、作れる会員番号は何通りか。

    1. ア 52,000
    2. イ 468,000
    3. ウ 676,000
    4. エ 6,760,000
    正解と解説

    正解はウです。

    作れる番号の個数は、各桁に置ける種類の数を掛け合わせて求めます。英大文字の2桁は26×26で676通り、数字の3桁は10×10×10で1,000通りなので、676×1,000で676,000通りです。同じ文字や数字を繰り返し使えるので、使ったものを除いて数える必要はありません。

    • ア52,000は英大文字の2桁を26×2と足し算のように数えた値で、桁ごとの種類は掛け合わせる必要があります。
    • イ468,000は26×25×10×9×8で、同じ文字や数字を使えない場合の数え方です。この問では繰り返し使えます。
    • エ6,760,000は数字を4桁として数えた値で、1桁多いぶん10倍になっています。
  9. 9/10問・統計(平均・分散・標準偏差)

    7人の通勤時間(分)は、10、15、20、20、25、30、40であった。このうち40分の1人が引っ越し、通勤時間が120分になった。7人の通勤時間の平均値と中央値は、引っ越しの前と比べてどう変わるか。

    1. ア 平均値は約11.4分増え、中央値は変わらない。
    2. イ 平均値も中央値も、約11.4分増える。
    3. ウ 平均値は変わらず、中央値が増える。
    4. エ 平均値も中央値も変わらない。
    正解と解説

    正解はアです。

    平均値はすべての値を足して個数で割ったもので、合計が80分増えるので、80を7で割った約11.4分増えます。中央値は小さい順に並べた真ん中の値で、7人なら4番目の20分です。いちばん大きい値が40分から120分に変わっても4番目は20分のままなので、中央値は変わりません。

    • イ中央値は順番の真ん中を見るだけなので、いちばん大きい値が大きくなっても4番目の20分は動かず、中央値まで増えることはありません。
    • ウ平均値はすべての値を足して求めるので、1人の値が80分増えれば平均値も増え、中央値のほうは動きません。
    • エ合計が80分増えるので平均値は約11.4分増え、変わらないのは中央値だけです。

    この論点の過去問:令和4年度 ITパスポート試験 問59

  10. 10/10問・データ構造(スタック・キュー)

    空のキューに対して、次の順に操作した。3回目の「取り出す」で出てくるものはどれか。

    入れる a → 入れる b → 入れる c → 取り出す → 入れる d → 取り出す → 取り出す

    1. ア c
    2. イ a
    3. ウ b
    4. エ d
    正解と解説

    正解はアです。

    キューは、先に入れたものが先に出る形です。a、b、cを入れて1回目にaが出て、dを入れた後の2回目にbが出ます。このとき中にはc、dの順に残っているので、3回目に出てくるのはcです。入れた順を横に書き出し、出したものに印を付けながら追うと確かめられます。

    • イaは最初に入れたものなので、キューでは1回目の取り出しで出ており、3回目には残っていません。
    • ウbは、後から入れたものが先に出るスタックとして追ったときに3回目に出るもので、キューでは2回目に出ています。
    • エdはcより後に入れたので、先に入れたものが先に出るキューでは、cより後でなければ出てきません。

    この論点の過去問:平成30年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問96・平成23年度 特別 ITパスポート試験 問58

問題一覧

正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。

年度別

この分野の問題は 29年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和8年度です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。