ITパスポート試験について
何問を何分で解くか
ITパスポート試験は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験です。「IP」と略します。
100問を120分で解きます。 科目には分かれていません。120分のあいだに、100問すべてを解きます。
四つの選択肢から一つを選ぶ形だけです。文章を書いて答える問題はありません。
問題は、三つの分野にまたがって出ます。
- ストラテジ系 ── 経営、法務、経営戦略など、仕事のしくみに関わることを問います。
- マネジメント系 ── 開発の進め方、プロジェクトや運用の管理を問います。
- テクノロジ系 ── コンピュータ、ネットワーク、データベース、セキュリティを問います。
何点で受かるか
1000点に換算した点で採点します。合格には、次の二つともが必要です。
- 総合評価点が600点以上であること
- 三つの分野別評価点が、それぞれ300点以上であること(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)
全体で届いていても、一つの分野が300点に届かなければ合格になりません。 得意な分野で大きく稼いで、苦手な分野の不足を埋める、という形が通らない試験です。 苦手な分野を残したまま本番を迎えないようにしてください。
ただし、何問正解すれば600点になるかは決まっていません。 IPA は、問題ごとの難しさを踏まえて点を出す方式を採っています。 そのため、同じ正解数でも、やさしい問題ばかりだったときと難しい問題が混ざっていたときとで、出る点は変わります。
もう一つあります。100問のうち、点になるのは92問です。 残りの8問は、これから出す問題の難しさを測るために使われていて、採点には入りません。 どの8問がそれに当たるかは、受ける人には分かりません。 分野別の評価に使われるのは、ストラテジ系32問、マネジメント系18問、テクノロジ系42問です。
600点は「点」の話であって、「問題数」の話ではありません。 「100問のうち何問できれば受かるか」という数え方は、この試験には当てはまらないとお考えください。
いつ受けられるか・いくらかかるか
CBT方式です。会場のパソコンで受けます。決まった試験日はなく、年間を通じて随時実施されています。 空いている日時を選んで申し込みます。
受験手数料は7,500円です(消費税込み)。
IPA は、2026年12月28日以降に試験を休止する予定だと告知しています(2026年8月29日に確認)。 申し込むときに選べる試験日は、2026年9月28日より前に申し込む場合は「受験申込みを行う日から3か月先の同日までの試験開催日」、 2026年9月28日以降に申し込む場合は2026年12月27日までの試験開催日です。 どちらの場合も、2026年12月27日が最後の試験日になります。
会場によって試験を行う日は違います。そのため 2026年12月27日より前に休止となる会場もあります。
それより後に受けられるかどうかは、IPA が改めて知らせるとしています。 受けるとお決めになっているなら、日程を早めにお確かめください。
この数字を確かめた日と、出どころ
このページの数字は、2026年8月29日に IPA のページで確かめたものです。 試験の形と基準点は「試験要綱 Ver.5.6」によります。
- 出題数・試験時間・出題形式・採点方式・合格基準・配点・総合の基準点・分野別評価点・採点に入る問数 ── 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱
- 実施方式・出題形式・出題数 ── ITパスポート試験(IP)
- 受験手数料 ── スケジュール、手数料など
- 休止の予告・申込で選べる試験日の範囲・会場差の注意 ── CBT方式で実施するITパスポート試験、情報セキュリティマネジメント試験及び基本情報技術者試験における2026年5月以降の試験実施について
- 申込み ── 受験申込み(IPA)
受験手数料と日程は変わることがあります。 お申し込みの前に、IPA のページで最新のものをお確かめください。