ITパスポート 平成27年度 秋期 特別措置試験 問87
基礎理論
集合に関する問題
〔中問A・テクノロジ〕図1のアンケート集計表で評価平均が低い質問項目であった店舗及び案内・パンフレットの,いずれか一方又は両方に,やや不満又は不満と回答した顧客を対象にした追加アンケートを実施したい。そこで,店舗の評価が2以下のアンケートを抽出して,そのうち案内・パンフレットの評価も2以下のものを数えたところ,その数は38人であった。追加アンケートの対象者は何人か。
〔中問A の共通の記述(抜粋)〕アンケートは,満足を 5,やや満足を 4,普通を 3,やや不満を 2,不満を 1 とする 5 段階評価で回答を求めた。回答が得られたアンケートは 200 人分である。
〔図1(評価集計表の部分)〕(原典のワークシートを表に書き起こしたものです。各質問項目についての評価1〜5ごとの度数です)
| 行 | A | B | C | D | E | F | G |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 207 | 評価 | 店舗 | 接客・サービス | 案内・パンフレット | 技術・仕上がり | 価格 | 総合評価 |
| 208 | 5 | 7 | 47 | 6 | 42 | 3 | 12 |
| 209 | 4 | 31 | 70 | 15 | 46 | 61 | 97 |
| 210 | 3 | 85 | 67 | 92 | 72 | 104 | 81 |
| 211 | 2 | 71 | 13 | 75 | 39 | 26 | 8 |
| 212 | 1 | 6 | 3 | 12 | 1 | 6 | 2 |
| 213 | 合計 | 200 | 200 | 200 | 200 | 200 | 200 |
- ア 49
- イ 126
- ウ 162
- エ 164
答えと解説
✓ これが正解イ 126
解説
一方または両方と読んだら、重なりを一回ぶん引きます。
これは集合の重なりを数える型です。片方の人数ともう片方の人数をそのまま足すと、両方に当てはまる人を二回数えてしまうので、重なりを一回ぶん引きます。ベン図を描くと、引く場所が目で見て分かります。集計表から評価二と評価一の度数を読むと、店舗の側は七十一と六で七十七人、案内の側は七十五と十二で八十七人になります。中問は、共通の記述に定義が書いてあります。やや不満と不満が評価二と評価一にあたることは設問だけを読んでも分からず、普通にあたる評価三まで含めると、答えがまるごと変わります。隣の列を読むとまったく違う数が出てくるので、表の列見出しを、読む前に指で押さえておくことも役立ちます。シラバスは同じ節に、真理値表を使う考え方も並べて置いており、数と表現の項もその並びの中にあります。
ほかの選択肢の解説
- ア 49:案内の側から重なりを引いただけの数で、店舗の側の人数が丸ごと抜け落ちています。二つの円のうち一つを描き落とした形で、片側だけでは全体になりません。引く場所を図に描くと、どちらの側から引いたのかが目で分かります。
- ウ 162:二百人から重なりを引いた数で、両方に不満ではない人のほうを数えた形です。設問が求めているのは当てはまる人の数なので、全体から引いて当てはまらない人を数えると、向きが裏返しになります。
- エ 164:二つを足したまま、重なりを引き忘れた数で、この一手だけが抜けています。足すだけで済むなら、重なりの人数を設問が与える必要がありません。与えられた数字が使われずに残ったら、それが外れた合図です。
関連用語
- ベン
図 集合を描いて、重なりの部分がどこに入るかを目で確かめる図です。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問87
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