理学療法評価学|理学療法士国家試験
この科目には 94問あります。くり返し出ているものから並べています。
問題が多い回は第60回(午前)(15問)・第61回(午後)(13問)・第59回(午前)(12問)です。
この科目で出た問題
- 第58回(午後) 問1618歳の男子。野球肘の診断で理学療法を行うこととなった。上肢の関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 第60回(午後) 問920歳の男性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが右膝関節の不安定感があり来院した。実施した検査を図に示す。この検査の対象はどれか。ただし、矢印は検査者が力を加えた方向を示す。
- 第61回(午後) 問1328歳の男性。2日前に交通事故で受傷し、脊髄損傷と診断されて入院加療が行われている。Key muscleのMMTは両側三角筋5、肘屈筋5、肘伸筋2、手関節背屈筋5、中指末節屈筋0、小指外転筋0、下肢筋は全て0であった。感覚については両側乳頭部まで触覚、痛覚が保たれていたが、それ以下の体幹部、下肢は脱失していた。直腸診では肛門の随意収縮、肛門深部圧、周囲の感覚は消失していた。この患者のAISはどれか。
- 第59回(午前) 問2030歳の女性。検診で早期の乳癌と診断され、乳房温存手術を予定している。周術期理学療法を開始するにあたり、活動能力の評価方法で正しいのはどれか。
- 第60回(午後) 問832歳の男性。交通事故で4週前に右大腿骨を図のように遠位部で切断した。今後、大腿義足を作製する。切断側の身体計測で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 第60回(午前) 問932歳の男性。右上肢の筋力低下を訴えて受診し、理学療法が開始された。筋力を評価するために、右上肢を前方挙上して壁を押させた時の様子を図に示す。その結果、右肩甲骨の内側縁全体が胸郭から離れる現象が認められた。筋力低下が最も疑われる筋はどれか。
- 第61回(午前) 問283群以上の連続変数の平均値の差を検定するのはどれか。
- 第61回(午後) 問245歳の男性。右利き。脳梗塞による右片麻痺。Brunnstrom法ステージ上肢Ⅵ、手指Ⅴ、下肢Ⅴ。上肢の可動域に制限はない。Danielsらの徒手筋力テストに基づき、右肩関節屈曲の段階4の検査を行う。適切なのはどれか。
- 第59回(午後) 問345歳の男性。足底のしびれと疼痛を感じたため病院を受診した。足底に放散する痛みを自覚し、母指外転筋の筋萎縮を認めた。この患者の内果下方で陽性となる検査はどれか。
- 第60回(午前) 問450歳の男性。身長175 cm、体重80 kg。日常的な身体活動量を計測したところ、毎日5 METs、30分間の歩行運動を実施していた。この歩行運動の消費エネルギーはどれか。
- 第59回(午前) 問950歳の男性。高所から転落し脳挫傷と診断された。入院直後から他者への配慮を欠く言動が多くみられた。家族によると、受傷前は几帳面で温厚な人物であったが、受傷後は著しく自己中心的で粗暴な言動が増え、このままでは同居は難しいとの訴えがあった。この患者に用いる検査で最も優先度が高いのはどれか。
- 第61回(午前) 問658歳の男性。右脳出血による左片麻痺。発症から3か月経過し、Brunnstrom法ステージでは、左下肢Ⅲで中等度の半側空間無視がみられる。ブレーキのかけ忘れが観察されるが、車椅子とベッド、トイレの移乗動作は自力でできる。下衣をあげること、入浴、階段昇降は介助を要する。平地歩行は杖と装具を使用し、介助で30 m歩行することができる。車椅子駆動は可能である。排泄コントロールは良好で食事と整容は自立レベルであった。Barthel Indexで正しいのはどれか。
- 第58回(午後) 問1558歳の男性。脳卒中による左片麻痺。Brunnstrom法ステージ上肢Ⅳ、手指Ⅲ、下肢Ⅳ。麻痺側の位置覚検査を行う際の患者への指示で適切なのはどれか。
- 第58回(午前) 問125歳6か月の男児。脳性麻痺。歩行補助具を用いず屋外歩行が可能であるが、階段昇降時は手すりを必要とする。GMFCSのレベルはどれか。
- 第59回(午後) 問960歳の男性。パーキンソニズムで、すくみ足を認める。メトロノームを用いた歩行練習により、10 m歩行において、歩行率が120歩/分、歩行速度が0.8 m/秒に改善した。平均的な歩幅はどれか。
- 第60回(午後) 問1962歳の男性。転倒し前額部を強打し、脊髄損傷と診断された。受傷後3日目のkey muscleのMMTは両側三角筋4、肘屈筋5、肘伸筋2、手関節背屈筋3、中指末節屈筋0、小指外転筋0、下肢筋0。両側乳頭部以下の触覚と痛覚は脱失。肛門の随意収縮と感覚は保たれていた。この患者のASIA機能障害尺度[ASIA Impairment Scale〈AIS〉]はどれか。
- 第60回(午前) 問1065歳の女性。右利き。突然の意識障害で急性期病院に搬送され、脳出血と診断された。左上下肢の運動麻痺、感覚障害は中等度。端座位では体幹が麻痺側に傾くが、理学療法士の修正に抵抗することなく正中位に戻ることが可能である。常に非麻痺側を向いているが、麻痺側からの刺激にも反応する。食事や歯磨きは非麻痺側上肢で行うが、麻痺側の食べ残しや、磨き残しが多い。この患者に用いる検査で最も優先順位が高いのはどれか。
- 第60回(午前) 問565歳の男性。脳出血による弛緩性右片麻痺で肩関節に2横指の亜脱臼がある。関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準1995年)に従って右肩関節外転の関節可動域検査を行う際に正しいのはどれか。
- 第58回(午前) 問1968歳の女性。NYHA心機能分類class Ⅲの僧帽弁閉鎖不全症に対して経皮的僧帽弁形成術を受け、術後経過良好で退院することになった。退院時の運動機能評価として適切なのはどれか。
- 第58回(午後) 問1468歳の男性。5年前にParkinson病と診断された。現在、両手に安静時振戦、両側上下肢に中等度の筋強剛を認める。「最近、歩いているときに足が出にくく、バランスを崩して転びそうになることが増えてきた」との訴えがある。日常生活は自立しているが、屋外歩行時には転倒への不安があるため外出を控えている。この患者のHoehn & Yahrの重症度分類ステージはどれか。
- 第61回(午後) 問176歳8か月の女児。痙直型両麻痺。床上の座位は体幹が崩れるため座位保持ができない。立位保持や移乗にはいずれも介助が必要である。屋内は車輪付きの歩行器を使用して介助で10 mほど移動できる。学校や屋外移動は介助者による手動車椅子での移送、または電動車椅子を自立操作している。GMFCSによるレベルはどれか。
- 第60回(午前) 問66歳の男児。1年前から歩行時の転倒が頻回にみられるようになったため病院を受診し、遺伝子検査でDuchenne型筋ジストロフィーと診断された。四肢体幹筋は萎縮しており、MMTで両側下肢の近位筋が2、遠位筋が3である。屋内は四つ這いで移動し、小学校の普通学級に車椅子で通学している。機能障害度(厚生省筋萎縮症研究班)のステージで正しいのはどれか。
- 第59回(午前) 問146歳の男児。二分脊椎。歩行時の様子を図に示す。予測されるSharrardの分類の上限はどれか。
- 第60回(午前) 問256~12歳におけるGMFCSレベルと動作能力の組合せで正しいのはどれか。
- 第59回(午前) 問1070歳の女性。両側変形性膝関節症。外来通院中である。自宅におけるADLは、FIMによる評価で、2項目(歩行・車椅子および階段)はT字杖を使用しての自立であったが、それ以外は補助具を使用せずに自立していた。コミュニケーション(理解、表出)や社会的認知(社会的交流、問題解決、記憶)は問題ない。FIMの点数はどれか。
- 第60回(午前) 問1270歳の女性。脳出血による右片麻痺。Brunnstrom法ステージ上肢Ⅳ、下肢Ⅳ。独居にて自宅で生活し、屋内は短下肢装具と杖を使用して歩行可能である。最近歩行時にふらつきが生じるなど転倒への不安が強まったことから、通所リハビリテーションを利用することとなった。通所時の転倒リスク評価で適切なのはどれか。
- 第61回(午前) 問870歳の男性。COPD。健康のために家の周りを30分程度、1日2回歩くことを日課にしている。最近、緩やかな上り坂を上るときや平坦な道で早歩きをするときに息切れするようになった。この患者のmMRCスケールはどれか。
- 第60回(午後) 問1675歳の男性。糖尿病性腎症のため維持血液透析中。この患者の運動耐容能を評価する検査はどれか。
- 第60回(午後) 問180歳の女性。右変形性股関節症に対し人工関節全置換術を施行。1週間が経過し、歩行器での移動が可能となった。本症例にDanielsらの徒手筋力テストに基づき、左中殿筋の段階4の評価を行う。適切な測定はどれか。
- 第58回(午前) 問1680歳の女性。左片麻痺。夫と自宅で2人暮らし。ベッドから車椅子への移乗は夫に手を添えてもらう程度で可能だが、車椅子からベッドへの移乗では立ち上がる際に腰を引き上げてもらう。FIMの移乗動作は何点か。
- 第58回(午後) 問2085歳の女性。右大腿骨頸部骨折のため入院し、人工骨頭置換術を行った。医師の診療録には、術後の経過は順調であるが、重度の右耳難聴と中等度の認知症があるとの記載があった。臨床実習での情報収集の方法として誤っているのはどれか。
- 第59回(午後) 問50ADL評価で正しいのはどれか。
- 第58回(午前) 問84ASIAの評価対象はどれか。
- 第61回(午後) 問40BBSで正しいのはどれか。
- 第58回(午後) 問41Barthel Indexで自立の場合、5点となる項目はどれか。2つ選べ。
- 第59回(午後) 問33Brunnstrom法ステージⅣの判定基準で正しいのはどれか。
- 第58回(午後) 問27Danielsらの徒手筋力テストの検査肢位において、膝関節の伸展と屈曲が同じになる段階はどれか。
- 第60回(午前) 問30Fugl-Meyer Assessmentで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 第60回(午前) 問34Functional Reach Testで正しいのはどれか。
- 第58回(午後) 問28GCSの評定で正しいのはどれか。
- 第61回(午後) 問36GMFMで正しいのはどれか。
- 第59回(午後) 問28H反射を導出するために刺激する神経で正しいのはどれか。
- 第59回(午後) 問25LawtonのIADLスケールに含まれるのはどれか。2つ選べ。
- 第60回(午前) 問37MRC sum scoreで評価できるのはどれか。
- 第59回(午後) 問42MRC〈Medical Research Council〉 sum scoreによる筋力が集中治療室獲得性筋力低下〈ICU-AW〉の判定を満たすのはどれか。2つ選べ。
- 第60回(午前) 問11Parkinson病患者30名に対してリズミカルな運動を導入した。導入1週後の歩行速度の変化について、統計処理を実施したところ、有意差(p<0.05)を認めた。選択した統計処理で適切なのはどれか。なお、歩行速度のデータは正規分布を示す。
- 第59回(午前) 問47QOL評価尺度はどれか。
- 第61回(午前) 問27SF-36で正しいのはどれか。
- 第60回(午後) 問30SF-36の下位尺度に含まれないのはどれか。
- 第58回(午後) 問45SF-36の下位尺度はどれか。
- 第61回(午後) 問33SIASで正しいのはどれか。
- 第59回(午前) 問33SIASに含まれるのはどれか。
- 第61回(午前) 問33SIASの評価で正しいのはどれか。
- 第60回(午前) 問29UPDRS〈Unified Parkinson’s Disease Rating Scale〉Version 3.0の運動能力検査の項目はどれか。
- 第60回(午前) 問31WeeFIMで正しいのはどれか。
- 第59回(午前) 問8イラストのようにDanielsらの徒手筋力テストを実施した。正しいのはどれか。
- 第60回(午前) 問33フレイルの判定要件はどれか。2つ選べ。
- 第58回(午後) 問33上肢・下肢のBrunnstrom法ステージとテスト動作の組合せで正しいのはどれか。
- 第61回(午後) 問6下肢長の計測結果を示す。左右差の原因で最も考えられるのはどれか。なお、右下肢に関節可動域制限や変形はない。
- 第58回(午前) 問7両眼を強く閉眼するよう指示したところ、左側の兎眼が認められた。同じ脳神経の障害で生じる症状はどれか。
- 第60回(午後) 問17介護予防事業におけるスクリーニングテストを図に示す。このテストで確認可能なのはどれか。
- 第59回(午後) 問43介護予防事業の基本チェックリストで低栄養判断基準となるBMIはどれか。
- 第59回(午後) 問29動的バランス能力評価検査はどれか。
- 第61回(午前) 問30半月板損傷の診断に有用なテストはどれか。2つ選べ。
- 第59回(午前) 問6図のように検者が脛骨内縁をこすりおろす検査を実施した。該当する病的反射はどれか。
- 第60回(午後) 問38患者との面接時における開かれた質問はどれか。
- 第58回(午後) 問50検査と身体状況の組合せで正しいのはどれか。
- 第61回(午前) 問4次の文により、4、5の問いに答えよ。70歳の男性。右利き。右脳出血による左片麻痺。発症後2週。運動麻痺は左上下肢ともBrunnstrom法ステージⅢ、感覚障害は中等度。座位では、右上下肢で座面や床面を押し、図のような姿勢となる。転倒の危険があり、理学療法士が正中位に修正を試みるが抵抗する。平行棒内立位でも同様に右上下肢で押すため身体は左に傾斜し、立位保持要介助である。
- 第61回(午前) 問37注意障害を評価する検査法はどれか。
- 第61回(午前) 問21深部反射と反射中枢の組合せで正しいのはどれか。
- 第61回(午後) 問24深部感覚検査で使用する器具はどれか。
- 第59回(午後) 問19理学療法の臨床実習に参加している学生。脳梗塞による左片麻痺患者の評価を臨床実習指導者と行った。患者は常に右側を向き、左側からの声かけへの反応が遅かった。担当作業療法士の診療記録から収集する検査結果で最も優先度が高いのはどれか。
- 第60回(午前) 問38理学療法評価における社会的情報に該当しないのはどれか。
- 第61回(午後) 問26疾患の症状と検査結果を図に示す。陽性尤度比で正しいのはどれか。
- 第59回(午前) 問32股関節の屈曲拘縮を調べるテストはどれか。
- 第58回(午前) 問37胸郭出口症候群で陽性となる検査はどれか。
- 第58回(午前) 問32脊髄小脳変性症の運動失調を評価するのはどれか。
- 第58回(午前) 問82脳卒中の評価法とそれに含まれる項目の組合せで正しいのはどれか。
- 第59回(午後) 問34脳卒中片麻痺患者の足関節を底屈位から背屈位に他動的に動かし、最終域に若干の抵抗感を感じた。MAS〈modified Ashworth scale〉における筋緊張のレベルはどれか。
- 第60回(午後) 問27腰椎椎間板ヘルニアの疼痛誘発テストはどれか。
- 第58回(午前) 問33腱板損傷の検査で正しいのはどれか。
- 第61回(午後) 問4腹臥位で膝関節を屈曲させたところ、図のような現象が見られた。短縮が疑われる筋はどれか。
- 第61回(午前) 問48評価における統合・解釈で誤っているのはどれか。
- 第59回(午前) 問44重症筋無力症患者のQMG score〈Quantitative Myasthenia Gravis score〉に含まれる評価はどれか。2つ選べ。
- 第59回(午前) 問27関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準1995年)に基づく下肢の関節可動域の測定法の原則で正しいのはどれか。
- 第59回(午前) 問7関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準1995年)に従って図のように肩関節の可動域を測定する。正しいのはどれか。
- 第60回(午後) 問5関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準1995年)に従って図のように背臥位で右股関節の可動域を測定する。正しいのはどれか。
- 第61回(午前) 問1関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準1995年)に従って左股関節屈曲を行ったところ、疼痛の訴えはないが図のような状態となったため測定を中断した。この状態の説明で正しいのはどれか。
- 第61回(午後) 問1関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995年)に従って、図のように肩関節の可動域を測定した。正しいのはどれか。
- 第58回(午前) 問31関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で、足・足部の参考可動域角度が30°である運動方向はどれか。
- 第58回(午前) 問28関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で測定する運動方向と移動軸の組合せで正しいのはどれか。
- 第60回(午後) 問28関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準1995年)に基づく関節角度測定の運動方向と参考可動域角度の組合せで正しいのはどれか。
- 第61回(午後) 問41顔面神経の評価で正しいのはどれか。
- 第61回(午後) 問37高次脳機能評価が含まれるのはどれか。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。
回ごとに解く
この科目の問題は 8回ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは第61回(午前)です。回ごとに解くと、回ごとにまとめて解けます。