第58回 午後 問28
理学療法評価学
GCSの評定で正しいの
GCSの評定で正しいのはどれか。
- 1E2は痛み刺激で眼を開ける。
- 2E3は自発的に眼を開けている。
- 3V4は日時や場所を言うことができる。
- 4M4は痛み刺激に対して手を払いのける。
- 5M5は指示に従って手を動かせる。
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✓ これが正解1E2は痛み刺激で眼を開ける。
解説
E2は、痛み刺激を与えると眼を開ける状態の評定です。
GCS(Glasgow Coma Scale)は意識の状態を、開眼(E)、言葉による応答(V)、運動による応答(M)の3つに分けて点数で表す評価です。Eは4点満点、Vは5点満点、Mは6点満点で、点が高いほど意識がよい状態です。
開眼では、E4が自発的に開眼、E3が呼びかけで開眼、E2が痛み刺激で開眼、E1が開眼しないです。したがって、E2を痛み刺激で眼を開けるとするのは正しい評定です。
言葉の応答では、V5が日時や場所などの見当識が保たれた会話、V4は混乱した会話です。運動の応答では、M6が指示に従う、M5が痛みの場所に手をもっていき払いのける、M4が痛みから手足を引っこめる逃避反応です。この問の誤った肢は、どれも1段階ずれた内容を当てはめています。点が高いほどよい状態で、最も高い点は自発的にできる、指示に従える、見当識がある、と上の段から覚えると整理しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2E3は自発的に眼を開けている。:自発的に眼を開けている状態は、開眼の項目で最もよいE4に当たります。E3は、呼びかけによって眼を開ける状態の評定です。
- 3V4は日時や場所を言うことができる。:日時や場所を正しく言えるのは見当識のある会話で、言葉の応答で最もよいV5です。V4は会話はできても内容が混乱している状態です。
- 4M4は痛み刺激に対して手を払いのける。:痛み刺激に対して手を払いのけるのは、痛みの場所が分かる反応でM5です。M4は痛みから手足を引っこめる逃避の反応を指します。
- 5M5は指示に従って手を動かせる。:指示に従って手を動かせるのは、運動の応答で最もよいM6です。M5は指示には従えないが、痛みの部位に手を持っていける状態です。
出典:第58回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問28(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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