理学療法評価学の用語(31語)
理学療法士国家試験の過去問に出てくる「理学療法評価学」の用語 31語を、短い言葉で説明しています。
「理学療法評価学」の
IADL
読み:あいえーでぃーえる買い物、調理、金銭の管理など、ADLを土台にした応用的な活動です。LawtonのIADLスケールに含まれる項目や、基本的ADLとの違いが問われます。一元配置分散分析
読み:いちげんはいちぶんさんぶんせき一元配置分散分析は、3つ以上の群の平均値に差があるかを調べる方法です。試験では、正規分布を前提とすることやKruskal-Wallis検定との違いが問われます。移動軸
読み:いどうじく関節可動域の測定で、運動に伴って動く側の体節に当てる線です。試験では、膝の屈曲で脛骨ではなく腓骨を当てるなど、動く側の骨の取り違えが問われます。WeeFIM
読み:うぃーふぃむ成人用のFIMをもとに作られた子ども用の評価法です。小児のADLを評価する点や、社会的交流として遊びへの参加を評価する点が問われます。SIAS
読み:えすあいえーえす脳卒中の機能障害を総合的に評価する方法です。麻痺側の運動機能だけでなく、体幹機能、視空間認知、言語、非麻痺側の機能まで含む点が問われます。SF-36
読み:えすえふさんじゅうろく健康に関連した生活の質を、36の質問に本人が答える形で測る尺度です。下位尺度が8つである点や、どの項目が含まれるかが問われます。SLTA
読み:えすえるてぃーえーSLTAは、聞く、話す、読む、書くなどの言語の働きを調べる標準失語症検査です。試験では、失語症を評価する検査として問われます。ADL
読み:えーでぃーえる食事、整容、更衣、トイレ動作、入浴、移動など、毎日繰り返し行う基本的な動作のまとまりです。評価法ごとの対象と採点の決まりが問われ、WeeFIMも出ます。NIHSS
読み:えぬあいえいちえすえす脳卒中の重症度を短時間で評価する尺度です。言語や消去現象と無視の項目を含むため、高次脳機能の評価が含まれる尺度として問われます。NRS
読み:えぬあーるえすNRSは、痛みの強さを0〜10の数字で答えてもらう疼痛の評価です。試験では、評価尺度と評価する対象の組合せや痛みの程度の読み取りが問われます。MRC sum score
読み:えむあーるしーさむすこあ左右の上下肢の6つの筋群の筋力を0~5の段階で評価し、合計した点数です。ICU-AWの判定に使い、48点未満が基準になる点が問われます。MMSE
読み:えむえむえすいー見当識、記憶、計算などをまとめてみる認知機能のスクリーニング検査です。試験では、HDS-Rと違い書字や図形の模写も含むことが問われます。関節可動域測定法
読み:かんせつかどういきそくていほう日本整形外科学会と日本リハビリテーション医学会が定めた測定法です。運動ごとの基本軸と移動軸、参考可動域角度が問われます。基本軸
読み:きほんじく関節可動域の測定で、動かない側に当てる基準線です。試験では、肩関節外転で肩峰を通る床への垂直線とされるなど、運動ごとの線が問われます。SARA
読み:さら歩行や立位、言語、指追い試験など8項目で運動失調の程度を点数化する尺度です。脊髄小脳変性症の失調の評価に使う尺度として問われます。参考可動域
読み:さんこうかどういき関節可動域測定法の基準で、運動ごとに示される角度です。試験では、股関節内転は20度で45度は外転の値など、運動と角度の組合せが問われます。GMFCS
読み:じーえむえふしーえす脳性麻痺児の移動能力を年齢帯ごとの記述に照らして5段階に分ける分類です。症例の移動の様子からレベルを判定させる問いが出ます。社会生活機能
読み:しゃかいせいかつきのう社会生活機能は、体や心の問題が家族や友人との付き合いをどの程度妨げたかを尋ねる尺度です。試験では、SF-36の下位尺度に含まれることが問われます。深部感覚
読み:しんぶかんかく関節の位置や振動を感じる感覚で、脊髄の後索などの経路を通ります。検査に使う音叉や、目を閉じると体が大きく揺れる所見が問われます。WCST
読み:だぶりゅしーえすてぃーWCSTは、カードを色・形・数で分類させるウィスコンシンカード分類検査です。試験では、考えを切り替える遂行機能の評価であることが問われます。TUG
読み:てぃーゆーじー椅子から立ち上がり、3 m先で折り返して再び座るまでの時間を測る検査です。所要時間が長いほど転倒リスクが高いと判断される点が問われます。徒手筋力
読み:としゅきんりょくてすと / 別表記:MMT重力に逆らって動かせるか、検者の抵抗に耐えられるかで段階を決める検査です。抵抗を加える位置や、どの筋が代償しているかが問われます。テスト Thomasテスト
読み:とーますてすと背臥位で反対側の股関節と膝関節を深く曲げ、検査側の大腿が床から持ち上がるかをみる検査です。股関節の屈曲拘縮を調べるテストとして問われます。Barthel Index
読み:ばーせるいんでっくす / 別表記:Barthel index日常生活活動を10項目で評価し、満点を100点とする指標です。自立で5点となる項目が整容と入浴である点など、項目ごとの配点が問われます。Babinski反射
読み:ばびんすきーはんしゃBabinski反射は、足の裏の外側をこすると母趾が反る反射です。試験では、陽性が錐体路障害を示す代表的な病的反射であることが問われます。針筋電図
読み:はりきんでんず細い針電極を筋に刺して筋の電気活動を記録する検査です。筋萎縮性側索硬化症の診断に最も有用な検査や、線維束攣縮の電位の所見が問われます。病的反射
読み:びょうてきはんしゃ錐体路に障害があると現れる反射です。どこをどの向きに刺激し、どの指がどう動けば陽性か、の3点が問われます。FIM
読み:ふぃむ運動項目13と認知項目5の合計18項目を、それぞれ1点から7点で採点するADLの評価です。症例文から移乗などの点数を判定させる問いが出ます。Brunnstrom法
読み:ぶるんすとろーむほうすてーじ脳卒中片麻痺の回復を、共同運動の出現から分離運動の獲得までの6段階で表す評価です。ステージごとのテスト動作や判定基準が問われます。ステージ Hoehn&Yahrの
読み:ほーんあんどやーるのじゅうしょうどぶんるい / 別表記:Hoehn & Yahrの重症度分類・Hoehn&Yahrの重症度分類Parkinson病の進行の程度をステージⅠからⅤに分ける分類です。症状が片側か両側か、姿勢反射の障害の有無で段階を判断する点が問われます。重症度分類 McMurrayテスト
読み:まくまれーてすと膝を深く曲げてから下腿を回旋させつつ伸ばし、クリック音や痛みで半月板の損傷を調べる検査です。半月板損傷に有用なテストを選ぶ問いで出ます。