第61回(午後)|理学療法士国家試験
この回には 93問あります。
この回の出題の内わけ
この回は 8科目にわたって出ています。いちばん多いのは臨床医学(34問)です。
この回で出た問題
- 問1関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995年)に従って、図のように肩関節の可動域を測定した。正しいのはどれか。
- 問245歳の男性。右利き。脳梗塞による右片麻痺。Brunnstrom法ステージ上肢Ⅵ、手指Ⅴ、下肢Ⅴ。上肢の可動域に制限はない。Danielsらの徒手筋力テストに基づき、右肩関節屈曲の段階4の検査を行う。適切なのはどれか。
- 問4腹臥位で膝関節を屈曲させたところ、図のような現象が見られた。短縮が疑われる筋はどれか。
- 問6下肢長の計測結果を示す。左右差の原因で最も考えられるのはどれか。なお、右下肢に関節可動域制限や変形はない。
- 問765歳の女性。左変形性股関節症。3年前からの左股関節痛に対して、後方進入法で人工股関節置換術を受けた。術後のX線写真(別冊No. 1)を別に示す。手術後3週までの患側下肢に対する理学療法で正しいのはどれか。
- 問870歳の女性。COPD。自宅療養中でADLは自立しているが、自宅内の動作でたびたび息切れが生じている。呼吸困難感を減少させる生活指導で正しいのはどれか。
- 問978歳の男性。肝癌に対する開腹術後2日。術前評価でBMI 17.0、%1秒量70%、%肺活量75%、喫煙歴はBrinkman指数1,000であった。呼吸器合併症を予防するための理学療法で最も適切なのはどれか。
- 問1178歳の男性。18時に突然右上下肢の脱力、呂律困難を自覚し救急搬送された。元々ADLは自立しており、高血圧症に対して通院中であった。19時に病院に到着し、頭部単純CTで明らかな異常所見は見つからなかった。次に行う頭部画像検査で最も適切なのはどれか。
- 問12健常児。図のように四つ這いから座位に戻れるようになった。この児に観察される姿勢反射はどれか。2つ選べ。
- 問1328歳の男性。2日前に交通事故で受傷し、脊髄損傷と診断されて入院加療が行われている。Key muscleのMMTは両側三角筋5、肘屈筋5、肘伸筋2、手関節背屈筋5、中指末節屈筋0、小指外転筋0、下肢筋は全て0であった。感覚については両側乳頭部まで触覚、痛覚が保たれていたが、それ以下の体幹部、下肢は脱失していた。直腸診では肛門の随意収縮、肛門深部圧、周囲の感覚は消失していた。この患者のAISはどれか。
- 問1462歳の男性。2型糖尿病の発症から20年が経過している。歩行は自立していた。2か月前から両足部のしびれ感を自覚し、数日前に右足部第1指が暗赤色になっているのに気付き受診した。両下肢に皮膚潰瘍はないが、感覚鈍麻を認めた。理学療法で最も適切なのはどれか。
- 問1554歳の男性。6年前に左被殻出血の既往がある。立位時の様子を示す。下肢痙縮に対するボツリヌス療法の投与筋で適切なのはどれか。
- 問1665歳の女性。50歳代後半から振戦や歩行障害が生じ、Parkinson病と診断された。L-dopa服用により症状が改善し日常生活を送れていたが、最近薬の効用時間が短縮し、症状悪化が生じている。この患者に起きている症状はどれか。
- 問176歳8か月の女児。痙直型両麻痺。床上の座位は体幹が崩れるため座位保持ができない。立位保持や移乗にはいずれも介助が必要である。屋内は車輪付きの歩行器を使用して介助で10 mほど移動できる。学校や屋外移動は介助者による手動車椅子での移送、または電動車椅子を自立操作している。GMFCSによるレベルはどれか。
- 問1883歳の男性。大動脈弁狭窄症に対するTAVI術後。自転車エルゴメーターの運動療法で、連続して一定の負荷強度を加えると下肢疲労と血圧の上昇が顕著となるため、高強度負荷のペダル運動45秒と低強度でのペダル運動90秒を交互に組合せて実施した。この負荷様式で正しいのはどれか。
- 問198歳の男児。二分脊椎。麻痺レベルはL5。装具なしでも歩行可能であるが、バランスを崩し不安定である。歩行を安定させるため筋力増強運動を行う。増強する筋で最優先するのはどれか。
- 問2061歳の女性。脳梗塞による失語症。言語理解は良好である。発語は流暢であるが錯語や保続は認められた。呼称では「時計」を「ト、トチ、、、」と誤りに気づき自己修正を繰り返すが、失敗に終わる。復唱も不良である。失語症のタイプで正しいのはどれか。
- 問21正常歩行時の床反力で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 問22松葉杖の一般的な設定で正しいのはどれか。
- 問23ロコモーティブシンドローム〈ロコモ〉で正しいのはどれか。
- 問24深部感覚検査で使用する器具はどれか。
- 問25Guillain-Barré症候群で適切なのはどれか。
- 問26疾患の症状と検査結果を図に示す。陽性尤度比で正しいのはどれか。
- 問27転倒予防を目的とした理学療法で適切なのはどれか。2つ選べ。
- 問28変形性膝関節症で正しいのはどれか。
- 問29運動時のエネルギー供給で正しいのはどれか。
- 問31歩行率〈ケイデンス〉の単位はどれか。
- 問32ICFで環境因子はどれか。
- 問33SIASで正しいのはどれか。
- 問34図の装具で治療する疾患はどれか。
- 問35がん性疼痛で最も適切なのはどれか。
- 問36GMFMで正しいのはどれか。
- 問37高次脳機能評価が含まれるのはどれか。
- 問38脳腫瘍の発生部位と症状の組合せで正しいのはどれか。
- 問39心電図波形で心室の興奮過程を表すのはどれか。
- 問40BBSで正しいのはどれか。
- 問41顔面神経の評価で正しいのはどれか。
- 問42糖尿病性神経障害に特徴的な所見はどれか。
- 問43リンパ浮腫の複合的治療で最も適切なのはどれか。
- 問44腎機能の評価に最も適した検査項目はどれか。
- 問45薬物の作用で適切なのはどれか。
- 問46訪問リハビリテーションで正しいのはどれか。
- 問47介護保険法に規定される特定疾病はどれか。2つ選べ。
- 問48要介護者に対するケアプランで最も適切なのはどれか。
- 問49パソコン作業における筋骨格系障害の予防で最も適切なのはどれか。
- 問50前向き臨床研究における倫理で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 問51Brown-Séquard症候群で、損傷レベル以下の対側に最も出現しやすい症状はどれか。
- 問52視床へ上行性に接続するのはどれか。
- 問53橈骨神経で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 問54橋から出る脳神経はどれか。
- 問55広背筋を支配している神経はどれか。
- 問56後大脳動脈から分枝する血管に栄養されているのはどれか。
- 問58甲状腺で正しいのはどれか。
- 問59平衡聴覚器で正しいのはどれか。
- 問60末梢神経と体表からの触知部位の組合せで正しいのはどれか。
- 問61平滑筋で正しいのはどれか。
- 問62疼痛を伝達する神経線維はどれか。2つ選べ。
- 問63刺激と反応の組合せで正しいのはどれか。
- 問64呼吸生理で正しいのはどれか。
- 問65アナフィラキシーショックに関与するのはどれか。
- 問66排便の生理で正しいのはどれか。
- 問67体温で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 問69呼吸商で正しいのはどれか。
- 問70肩甲骨に対する前鋸筋と僧帽筋上部線維の作用で共通するのはどれか。
- 問71立位姿勢で正しいのはどれか。
- 問72足部外がえしに作用するのはどれか。
- 問73遠心性収縮が生じるのはどれか。2つ選べ。
- 問74健常者の歩行で正しいのはどれか。
- 問76経口感染するのはどれか。
- 問77がんの骨転移による症候でないのはどれか。
- 問78末梢血管抵抗が上昇するショックはどれか。
- 問79性欲をスポーツに打ち込むことで解消しようとする防衛機制はどれか。
- 問80うつ病患者が「先生は否定するが、私は不治の病にかかっていて助からない」と訴えた。この患者の症状で最も考えられるのはどれか。
- 問81HDS-Rの質問に含まれるのはどれか。2つ選べ。
- 問82サルコペニア(AWGS 2019〈Asian Working Group for Sarcopenia 2019〉)の評価項目はどれか。2つ選べ。
- 問83角膜反射に関わるのはどれか。2つ選べ。
- 問84TNM分類で誤っているのはどれか。
- 問85ホメオスターシスを維持する中枢があるのはどれか。
- 問86納豆を食べると作用が減弱するのはどれか。
- 問87室内空調が陽圧に調整されているのはどれか。
- 問88アキレス腱断裂で正しいのはどれか。
- 問89骨折後に偽関節を生じやすいのはどれか。
- 問90筋萎縮性側索硬化症で診断に最も有用な検査はどれか。
- 問91痙直型よりアテトーゼ型の脳性麻痺で特徴的なのはどれか。
- 問92糖尿病の合併症に対する検査で優先度が低いのはどれか。
- 問93転移性脊椎腫瘍の部位で、最も安定性が高いのはどれか。
- 問94がんの放射線療法の晩期に出現する副作用はどれか。
- 問95地域包括ケアシステムにおける互助はどれか。
- 問96アルコール依存症で正しいのはどれか。
- 問97水俣病の原因物質はどれか。
- 問98自閉スペクトラム症〈自閉症スペクトラム障害〉を強く示唆する患者の発言はどれか。
- 問99ACTで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 問100不安階層表を作成するのはどれか。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。