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第61回 午後 問60

解剖学

末梢神経と体表からの触知部位の組合せで正しいのはどれか。

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✓ これが正解2尺骨神経 ―――― 肘頭と上腕骨内側上顆の間

解説

尺骨神経は肘頭と上腕骨内側上顆の間で触れられます。

末梢神経は、骨の突起や腱の近くなど皮膚の浅い所を通る場所で、指で触れることができます。判断の軸は、各神経が体表のどこを通るかという局所解剖の知識です。

尺骨神経は上腕の内側を下り、肘の後内側で肘頭と上腕骨内側上顆の間にある尺骨神経溝を通ります。ここは皮膚のすぐ下を走るため、指で転がすように触れることができ、ぶつけると小指側にしびれが走る部位としても知られています。よってこの組合せが正しいものです。

脛骨神経は内果とアキレス腱の間(足根管の付近)で触れます。正中神経は上腕では上腕動脈に伴って内側を走り、烏口腕筋の外側を通るわけではありません。腕神経叢は前斜角筋と中斜角筋の間から出て、鎖骨の上の窩で触れる部分があり、胸鎖乳突筋の2つの頭の間ではありません。総腓骨神経は膝窩の外側を大腿二頭筋腱に沿って下り、腓骨頭の後ろで触れます。尺骨神経は肘の内側、総腓骨神経は腓骨頭、脛骨神経は内果の後ろ、と骨の目印で覚えておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第61回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問60(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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