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第61回 午後 問61

生理学

平滑筋で正しいの

平滑筋で正しいのはどれか。

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✓ これが正解2代謝は解糖系に依存している。

解説

平滑筋のエネルギー代謝は解糖系への依存が大きいとされます。

平滑筋は、内臓や血管の壁をつくる筋で、骨格筋とは構造も働き方も大きく異なります。判断の軸は、随意か不随意か、収縮の速さ、筋フィラメントの並び方、エネルギーの使い方といった骨格筋との違いです。

平滑筋は、ゆっくり収縮して長く張力を保つことが得意で、その間のエネルギー消費はとても少ないという特徴があります。必要なATPの量が少ないため、酸素が十分にあっても解糖系によってATPを作る割合が大きく、乳酸を作りながら活動しているとされています。この点から、代謝は解糖系に依存しているという記述が正答とされています。

平滑筋は自律神経やホルモンで調節される不随意筋で、意思で動かすことはできません。収縮は骨格筋より遅く、その代わり疲れにくい性質があります。アクチンとミオシンのフィラメントは規則正しく並んでおらず、そのため骨格筋や心筋のような横紋が見られません。単位断面積あたりの張力は、骨格筋と同じか、それ以上の値を出せるとされます。平滑筋は不随意・遅い・横紋がない・少ないエネルギーで長く張力を保つ、と骨格筋との違いでまとめておきましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第61回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問61(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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