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ソフトウェア|ITパスポート試験

この分野には 115問あります。くり返し出ているものから並べています。

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この分野の用語(20語)

この分野の出題のようす

この分野の問題が出た回のうち、新しい8回では1回に1〜4問出ています。

回この分野の問数
令和8年度3問
令和7年度3問
令和6年度4問
令和5年度2問
令和4年度1問
令和3年度1問
令和2年度 10月 特別措置試験2問
令和元年度 秋期 特別措置試験2問

この分野でくり返し出ている用語は表計算ソフト(19問)・ソースコード(18問)・オープンソースソフトウェア(14問)・カレントディレクトリ(11問)・ルートディレクトリ(9問)です。問題が多い回は平成26年度 春期 特別措置試験(7問)・平成25年度 秋期 特別措置試験(7問)・平成24年度 春期 特別措置試験(7問)です。

この分野でいちばん新しい出題は令和8年度 問97です。

この分野の115問のうち、10問はほかの回にも同じ内容で出ています。

ITパスポートの「ソフトウェア」を過去問の数で見る

この分野には、平成21年度春期から令和8年度までの29回の試験のうち29回から、115問を収めています。この分野の問が無い回はありません。令和4〜8年度の5回では13問で、1回あたり2.6問でした。それより前の24回は102問で、1回あたり4.2問です。

よく出る論点

論点は、各問の解説に付けた用語を束ねて数えています。115問のうち2問は、どの論点にも入っていません。

OSSとライセンス(26問・22回)

OSSかどうかは、ソースコードが公開されていて、誰でも直したり配り直したりできるかで決まります。著作権が放棄されているわけではなく、企業や団体が作って公開しているものも数多くあります。無料であることと開かれていることも別の話です。コピーレフトは、派生したソフトウェアを配るときに元と同じライセンスを当てることを条件にする考え方です。携帯端末の基本ソフトでは、Linuxを土台にしたAndroidがOSSで、iOSはソースコードを公開していません。

問: 令和8年度 問73・令和7年度 問96・令和6年度 問97・令和4年度 問63・平成27年度秋期 問65(平成21年度〜令和8年度)

表計算(参照と関数)(26問・20回)

式を下へ写すと、式の中の参照は写した向きにつられて動きます。行の番号の前に記号を置くとその行は動かなくなるので、どちらの向きにずれるかを見て、その向きだけを止めます。条件をどれか一つ満たせばよいときは論理和で結び、論理積で結ぶとすべての条件を満たしたときにしか真になりません。

問: 令和7年度 問76・令和5年度 問75・平成29年度春期 問91(平成21年度〜令和8年度)

ファイルとディレクトリ(パス)(20問・16回)

ディレクトリの木のいちばん上がルートディレクトリで、そこを起点に上から道筋をすべて書くのが絶対パスです。いまいる場所を起点に道順を書くのが相対パスで、点一つがいまいるところ、点二つが一つ上を表します。名前の指定に使う星印は何もない場合も含めた自由な長さの文字の並び、疑問符はちょうど一文字を表します。多くのファイルを一つにまとめるアーカイブと、小さくする圧縮は別の働きです。

問: 令和3年度 問83・令和元年度秋期 問83・平成31年度春期 問96・平成30年度春期 問85(平成21年度〜令和3年度)

OSの働き(仮想記憶・マルチタスク・デバイスドライバ)(20問・15回)

仮想記憶は、いま使っている部分だけを主記憶に置き、当面使わない部分を補助記憶へ追い出しておく仕組みです。いくつもの仕事をごく短い時間ずつ交代で進めるのがマルチタスクです。デバイスドライバは、機器ごとの作りの違いを吸収して、基本ソフトとつないだ周辺機器を仲立ちします。電源を入れた直後は、機械に焼き付けられたBIOSが先に動き、そのあとに基本ソフトが読み込まれます。

問: 令和7年度 問62・平成30年度春期 問83・平成29年度春期 問73・平成25年度春期 問66(平成21年度〜令和7年度)

プログラム言語と言語処理(10問・10回)

コンピュータが直に実行できるのは0と1の並びの機械語だけで、人は言葉に近い高水準言語で書き、実行する前に機械語へ訳します。一行ずつ読んでその場で動かすのがインタプリタ、まとめて訳して別のプログラムを作るのがコンパイラです。JavaScriptはWebブラウザがそのまま読み取って動かせる言語で、名前の似たJavaとは別の言語です。

問: 令和6年度 問88・平成29年度春期 問70・平成25年度秋期 問55(平成21年度〜令和6年度)

Webの言語とデータの形式(HTML・XML・CSS・RSS)(9問・7回)

HTMLとXMLは、どちらもタグで挟んで文書の構造を表す言語です。HTMLは使えるタグが初めから決まっていて、XMLはタグそのものを自分で定義できます。RSSは、ページの側が見出しとリンクと短い要約を決まった形で出しておく更新の一覧の書式で、読む側の道具がそれを定期的に取りに行きます。

問: 平成24年度春期 問67・平成24年度春期 問75・平成22年度秋期 問56(平成21年度〜平成25年度)

ソフトウェアの種類(パッケージ・プラグイン・パッチ)(6問・4回)

プラグインは後から足して働きを広げる部品で、要らなくなれば外して戻せます。パッチは見つかった不具合を塞ぐために配られるファイルで、一文字違いのバッチファイルは命令を並べて順に実行させるものです。マクロは操作の手順を記録しておき、呼び出すだけでまとめて実行させる機能です。

問: 令和6年度 問58・平成28年度春期 問69・平成21年度春期 問60(平成21年度〜令和6年度)

取り違えやすい組

空白を除いて30字以下の短い誤りの選択肢に、別の問の解説で用語として挙げた語が入っていた問を、その問の用語と組にして数えました。2問あった組が次の3つで、1問の組から2つを添えます。

組見分け方その組が出た問
AndroidとOSSAndroidはOSSの一つで、携帯端末で動く基本ソフトの名です。肢が全部OSSのときは、公開されているかでは絞れないので、何を受け持つ道具かで選びます。2問(平成27年度春期 問57・平成31年度春期 問67)
HTMLとXMLタグで挟む形は同じで、タグを自分で定義できるのがXML、決まったタグを使うのがHTMLです。2問(平成21年度春期 問83・平成22年度秋期 問56)
デバイスドライバとプラグアンドプレイ機器を使うための部品そのものがデバイスドライバで、プラグアンドプレイはそれを探して組み込むまでを自動にする働きです。2問(平成25年度秋期 問82・平成28年度秋期 問93)
AndroidとiOSどちらも携帯端末の基本ソフトで、ソースコードを公開しているのがAndroid、公開していない商用のものがiOSです。1問(令和4年度 問63)
BIOSとデバイスドライバBIOSは機械に焼き付けられていて電源を入れてすぐ動き、デバイスドライバは基本ソフトが動き始めてから読み込まれます。1問(平成28年度春期 問85)

最近の出方

令和4〜8年度の5回と、それより前の24回を、1回あたりの問の数で比べました。最近の5回は回の数が少ないので、1問の違いで1回あたり0.2問動きます。この幅を超えて動いた論点は5つです。増えたのはOSSとライセンス(0.79問→1.40問)です。減ったのはファイルとディレクトリ(0.83問→0.00問)、OSの働き(0.79問→0.20問)、Webの言語とデータの形式(0.38問→0.00問)、表計算(0.96問→0.60問)です。最近の5回の13問は、令和4年度1問、令和5年度2問、令和6年度4問、令和7年度3問、令和8年度3問でした。

進め方

問の多いOSSとライセンス、表計算、ファイルとディレクトリ、OSの働きの4つから解くと、この分野の115問のうち89問に当たります(2つ以上の論点に入る問は1問と数えています)。令和4年度以降の回から解くときは、最近の5回で問の多いOSSとライセンス(5回で7問)から入ります。この分野の115問のうち28問は、肢がすべて数字の問か、問の文に計算とある問です(最近の5回では4問)。この分野の全問は ソフトウェアの過去問 から解けます。

対策問題(オリジナル)

過去問の傾向をもとに作ったオリジナルの問題です。本試験の問題ではありません。

  1. 1/10問・OSSとライセンス

    オープンソースソフトウェア(OSS)についての記述のうち、誤っているものはどれか。

    1. ア OSSであっても、著作権が放棄されているわけではない。
    2. イ OSSには、企業や団体が開発して公開しているものも多い。
    3. ウ 無料で配られているソフトウェアは、すべてOSSに当たる。
    4. エ OSSを受け取った人が、さらに他の人へ渡すことは原則として認められる。
    正解と解説

    正解はウです。

    OSSかどうかは、ソースコードが公開されていて、誰でも直したり配り直したりできるかで決まります。無料であることと開かれていることは別の話で、ソースコードを公開していない無料のソフトウェアもあります。無料ならすべてOSSに当たるという記述が誤りです。

    • アOSSにも著作権があり、ライセンスの条件の下で利用を認めているので、正しい記述です。
    • イOSSは個人だけが作るものではなく、企業や団体が公開しているものも数多くあるので、正しい記述です。
    • エ受け取った人がさらに他へ渡してよいのがOSSの原則なので、正しい記述です。

    この論点の過去問:令和6年度 ITパスポート試験 問97・平成27年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問65・令和7年度 ITパスポート試験 問96

  2. 2/10問・OSSとライセンス

    コピーレフトの考え方をとるライセンスのOSSを改変し、自社の製品に組み込んで配布することにした。このとき求められることとして、適切なものはどれか。

    1. ア 改変した部分のソースコードは公開せず、実行できる形式だけを配布する。
    2. イ 配布する製品にも、元のOSSと同じライセンスを適用する。
    3. ウ 配布するときは、必ず無料にしなければならない。
    4. エ 元のOSSの開発者に、製品の販売額の一部を支払う。
    正解と解説

    正解はイです。

    コピーレフトは、派生したソフトウェアを配布するときに、元と同じライセンスを適用することを条件にする考え方です。改変して組み込んだ製品も同じ条件で配ることになり、受け取った人も同じように直したり配り直したりできます。

    • ア改変した部分を非公開のまま配布することは、同じライセンスを引き継ぐという条件に反します。
    • ウ対価を取るかどうかは別の話で、コピーレフトは有料で配布することを禁じていません。
    • エコピーレフトが求めるのはライセンスの引き継ぎで、開発者への支払いではありません。

    この論点の過去問:令和8年度 ITパスポート試験 問73

  3. 3/10問・表計算(参照と関数)

    表計算ソフトで、セルC4に式“B4*(1+B1)”を入力し、この式をセルC5に複写した。セルC5に入る式はどれか。ここで、式の中の参照はすべて相対参照とする。

    1. ア B4*(1+B2)
    2. イ B5*(1+B1)
    3. ウ C5*(1+C2)
    4. エ B5*(1+B2)
    正解と解説

    正解はエです。

    相対参照の式を下へ複写すると、式の中の参照は複写した向きにつられて動きます。C4からC5へは一行下で列は変わらないので、B4はB5に、B1はB2に変わります。

    • アB1だけが一行下へ動き、B4が動いていません。相対参照ではどちらも一行下へ動きます。
    • イB1が動いていません。B1を動かさないためには行の番号の前に$を置く必要があり、相対参照のままでは動きます。
    • ウ列も一つ右へ動いています。下へ複写したときに変わるのは行だけです。

    この論点の過去問:令和7年度 ITパスポート試験 問76・平成29年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問91

  4. 4/10問・表計算(参照と関数)

    表計算ソフトで、セルA2に筆記の点数、セルB2に実技の点数が入っている。セルC2に式“IF(論理和(論理積(A2≧60,B2≧60),A2+B2≧150),‘合格’,‘不合格’)”を入力した。A2とB2の値の組合せのうち、セルC2に‘不合格’が表示されるものはどれか。

    1. ア A2が90、B2が50
    2. イ A2が60、B2が60
    3. ウ A2が100、B2が55
    4. エ A2が70、B2が65
    正解と解説

    正解はアです。

    論理和で結んだ式は、どれか一つでも満たせば真になります。90と50の組は、B2が60に届かないので論理積が偽になり、合計も140で150に届きません。どちらも偽なので、この組だけが‘不合格’になります。

    • イどちらも60以上なので論理積が真になり、‘合格’が表示されます。
    • ウB2は60に届きませんが、合計が155で150以上なので論理和が真になり、‘合格’が表示されます。
    • エどちらも60以上なので論理積が真になり、‘合格’が表示されます。

    この論点の過去問:令和5年度 ITパスポート試験 問75

  5. 5/10問・ファイルとディレクトリ(パス)

    ルートディレクトリの直下にディレクトリD1とD2がある。D1の中にはファイルF1.htmlとディレクトリD3があり、D3の中にはファイルF3.htmlがある。D2の中にはファイルF2.htmlがある。カレントディレクトリがD3のとき、F2.htmlを相対パスで指定したものはどれか。ここで、ディレクトリの区切りは“/”で表し、“.”はカレントディレクトリを、“..”は一つ上のディレクトリを表す。

    1. ア ../D2/F2.html
    2. イ ./D2/F2.html
    3. ウ ../../D2/F2.html
    4. エ /D1/D2/F2.html
    正解と解説

    正解はウです。

    点一つがいまいるところ、点二つが一つ上のところを表します。D3から一つ上がるとD1、もう一つ上がるとルートディレクトリに着きます。そこからD2へ下りてF2.htmlを指すので、点二つを二回重ねた指定になります。

    • ア一つ上がるだけではD1にとどまり、D1の中にはD2がないので指せません。
    • イカレントディレクトリのD3の中にD2を探すことになり、D3の中にはD2がないので指せません。
    • エ区切りから始まるのはルートディレクトリからたどる絶対パスで、しかもD2はD1の中ではなくルートの直下にあります。

    この論点の過去問:平成31年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問96・令和元年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問83

  6. 6/10問・ファイルとディレクトリ(パス)

    ファイル名を“*x?.t*”の形で検索したとき、①〜④のうち当てはまるものだけをすべて挙げたものはどれか。ここで、“?”はちょうど1文字に、“*”は長さ0を含むどんな長さの文字の並びにも当たるものとする。

    ① ax1.txt

    ② x.t

    ③ box12.tar

    ④ xx.t

    1. ア ①、②
    2. イ ①、④
    3. ウ ②、③
    4. エ ③、④
    正解と解説

    正解はイです。

    型は、自由な並び、x、ちょうど1文字、点とt、自由な並びの順です。①はxの後ろに1が1文字あって点とtが続くので当たり、④も先頭のxの後ろにxが1文字あって点とtが続くので当たります。②はxと点の間に文字がなく、③はxと点の間に2文字あるので、どちらも当たりません。

    • ア②はxの直後がすぐ点で、疑問符が求めるちょうど1文字がないので当たりません。
    • ウ②はxと点の間に文字がなく、③はxと点の間に2文字あるので、どちらも当たりません。
    • エ③はxと点の間に2文字あって当たらず、当たる①が入っていません。

    この論点の過去問:令和元年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問99・平成30年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問85

  7. 7/10問・OSの働き(仮想記憶・マルチタスク・デバイスドライバ)

    OSの働きについて、次の①〜③に当てはまる用語の組合せとして、適切なものはどれか。

    ① 主記憶に入りきらない大きさのプログラムを動かすため、いま使っている部分だけを主記憶に置き、残りは補助記憶に退けておく。

    ② 複数のプログラムをごく短い時間ずつ交代で進め、同時に動いているように見せる。

    ③ プリンタなどの周辺機器ごとの作りの違いを吸収し、OSから共通の形で扱えるようにする。

    1. ア ①仮想記憶 ②マルチタスク ③デバイスドライバ
    2. イ ①キャッシュメモリ ②マルチタスク ③デバイスドライバ
    3. ウ ①仮想記憶 ②マルチブート ③デバイスドライバ
    4. エ ①キャッシュメモリ ②マルチブート ③BIOS
    正解と解説

    正解はアです。

    ①は、いま使っている部分だけを主記憶に置き、当面使わない部分を補助記憶へ追い出しておく仮想記憶です。②は、それぞれの仕事をごく短い時間ずつ交代で進めるマルチタスクです。③は、機器ごとの違いを吸収してOSに共通の形で見せるデバイスドライバです。

    • イキャッシュメモリは主記憶との速さの差を埋めるための記憶で、主記憶の容量の不足を補う①の仕組みではありません。
    • ウマルチブートは一台のコンピュータに複数のOSを入れ、起動するときにどれかを選ぶ仕組みで、②には当たりません。
    • エ①も②も外れているうえ、BIOSは電源を入れて最初に動きOSを読み込むプログラムで、③にも当たりません。

    この論点の過去問:令和7年度 ITパスポート試験 問62・平成29年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問73・令和元年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問58

  8. 8/10問・OSの働き(仮想記憶・マルチタスク・デバイスドライバ)

    PCの起動やOSの働きについての記述のうち、誤っているものはどれか。

    1. ア 電源を入れると最初にBIOSが動き、機器を点検してから補助記憶装置にあるOSを読み込む。
    2. イ 仮想記憶を使うと、当面使わない部分を補助記憶へ追い出しておけるので、主記憶の容量を超える大きさのプログラムも動かせる。
    3. ウ 常駐するアプリケーションソフトウェアは、OSの上で動くので、OSが動き始めてから読み込まれる。
    4. エ デバイスドライバは、OSより先に読み込まれ、補助記憶装置からOSを読み込んで起動する役目を担う。
    正解と解説

    正解はエです。

    電源を入れて最初に動くのは、機械そのものに焼き付けられていて何にも頼らずに動き出せるBIOSです。BIOSが機器を点検し、OSを読み込んで起こします。デバイスドライバは装置を使えるようにする仲立ちで、OSが動き始めてから読み込まれるので、この記述が誤りです。

    • アBIOSは機器を点検し、補助記憶装置からOSを読み込んで起こすので、正しい記述です。
    • イ当面使わない部分を補助記憶へ追い出して主記憶を空けるのが仮想記憶なので、正しい記述です。
    • ウ常に動き続ける応用ソフトはOSの上に乗るので、OSより先には動けず、正しい記述です。

    この論点の過去問:平成28年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問85・平成25年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問66・令和7年度 ITパスポート試験 問62

  9. 9/10問・プログラム言語と言語処理

    次の①〜③に当てはまる字句の組合せとして、適切なものはどれか。

    ① Webブラウザがそのまま読み取って実行でき、Webページに動きを付けるのに使われる言語

    ② 元のプログラムを一行ずつ読み、その場で実行していく言語処理の方式

    ③ 元のプログラムをまとめて機械語に訳し、できあがったプログラムを後で実行する言語処理の方式

    1. ア ①JavaScript ②インタプリタ ③コンパイラ
    2. イ ①Java ②インタプリタ ③コンパイラ
    3. ウ ①JavaScript ②コンパイラ ③インタプリタ
    4. エ ①Java ②コンパイラ ③インタプリタ
    正解と解説

    正解はアです。

    ①はWebブラウザがそのまま読み取って実行できるJavaScriptです。②の一行ずつ読んでその場で動かす方式はインタプリタです。③の、元の記述をまとめて機械語に訳し、できあがったプログラムを後で動かす方式はコンパイラです。

    • イJavaはJavaScriptと名前が似ていますが、別の会社が別の目的で作ったまったく別の言語です。
    • ウ②と③が入れ替わっています。まとめて訳すのがコンパイラ、一行ずつ実行するのがインタプリタです。
    • エ①がJavaで外れているうえ、②と③も入れ替わっています。

    この論点の過去問:令和6年度 ITパスポート試験 問88・平成25年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問55

  10. 10/10問・ソフトウェアの種類(パッケージ・プラグイン・パッチ)

    次の①〜③に当てはまる用語の組合せとして、適切なものはどれか。

    ① Webブラウザに後から組み込んで働きを広げ、不要になれば外せる小さなプログラム

    ② 見つかった不具合をふさぐために、ソフトウェアの開発元が配るファイル

    ③ 表計算ソフトで、よく行う操作の手順を記録しておき、呼び出すだけでまとめて実行できるようにする機能

    1. ア ①パッチ ②プラグイン ③マクロ
    2. イ ①プラグイン ②パッチ ③バッチファイル
    3. ウ ①パッチ ②プラグイン ③バッチファイル
    4. エ ①プラグイン ②パッチ ③マクロ
    正解と解説

    正解はエです。

    ①は後から足して働きを広げられ、不要になれば外して戻せる部品で、プラグインといいます。②はソフトウェアの不具合を塞ぐために配られるファイルで、パッチです。③は手順をあらかじめ記録しておき、呼び出すだけでまとめて実行できるようにする機能で、マクロです。

    • ア①と②が入れ替わっています。不具合を塞ぐのがパッチ、働きを広げる部品がプラグインです。
    • イバッチファイルはOSへの命令を並べて書いておき、順に実行させるためのもので、表計算ソフトの中で操作を記録する③には当たりません。
    • ウ①と②が入れ替わっているうえ、③もバッチファイルではなくマクロです。

    この論点の過去問:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問60・平成28年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問69・令和6年度 ITパスポート試験 問58

問題一覧

正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。

年度別

この分野の問題は 29年度ぶんの試験から出ています。いちばん新しいのは令和8年度です。年度別に解くと、回ごとにまとめて解けます。