ソフトウェア|平成25年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問93
〔中問C・売上データの分析〕〔テクノロジ〕図1のセル D3に入力されている計算式として,適切なものはどれか。ここで,セル D2には計算式 “B14+C2-B2” が入力されており,セル D3の計算式はセル D4〜D13に複写して利用する。
〔中問C の記述(抜粋・再掲)〕A さんは,製品 N の売上の動向を分析するため,昨年と今年の売上高の推移を基に,表計算ソフトを用いて図1のワークシートを作成した。図1の D 列の移動合計欄には,当該月を含む過去12か月の売上の合計を,E 列の売上累計欄には今年の売上高の累計を計算する式が入力されている。
〔図1 売上高の推移表〕(原典のワークシートを表に書き起こしたものです)
| A | B | C | D | E | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 月 | 昨年の売上高(単位 千円) | 今年の売上高(単位 千円) | 移動合計(単位 千円) | 売上累計(単位 千円) |
| 2 | 1月 | 3,000 | 3,200 | 60,800 | 3,200 |
| 3 | 2月 | 4,100 | 4,400 | 61,100 | 7,600 |
| 4 | 3月 | 11,900 | 13,200 | 62,400 | 20,800 |
| 5 | 4月 | 7,300 | 7,700 | 62,800 | 28,500 |
| 6 | 5月 | 5,800 | 6,500 | 63,500 | 35,000 |
| 7 | 6月 | 3,500 | 3,700 | 63,700 | 38,700 |
| 8 | 7月 | 3,200 | 3,500 | 64,000 | 42,200 |
| 9 | 8月 | 8,000 | 9,200 | 65,200 | 51,400 |
| 10 | 9月 | 5,000 | 5,800 | 66,000 | 57,200 |
| 11 | 10月 | 3,200 | 4,700 | 67,500 | 61,900 |
| 12 | 11月 | 2,900 | 4,300 | 68,900 | 66,200 |
| 13 | 12月 | 2,700 | 4,100 | 70,300 | 70,300 |
| 14 | 年間合計 | 60,600 | 70,300 |
- B3+C3
- ✓ これが正解D2+C3-B3
- $B$14+C3-B3
- 合計(B4〜B13)+合計(C2〜C3)
解説
値が載っている式の問いは、当てはめれば必ず決まります。
移動合計とは、その月を含む十二か月ぶんを足したものです。ひと月進むごとに、新しい月を加えて最も古い月を落とします。一月の欄は、昨年の合計へ今年の一月を加え、昨年の一月を除いていました。二月の欄も、それと同じことをもう一度すればよいだけです。つまり一つ上の欄に、今年の二月を足し、昨年の二月を引きます。この形を挙げた肢が当たり、下へ写しても正しくずれてくれます。確かめると、六万八百に四千四百を加えて四千百を除きます。答えは六万千百となり、表に載っている値と重なりました。昨年の合計を土台にしたままの肢は、六万九百にしかなりません。土台にすべきなのは、あくまで一つ上の欄のほうでした。表計算ソフトでは、印を付けない参照が写した先でずれていきます。そのずれが、ここでは狙いどおりに働いてくれます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 昨年の二月と今年の二月を、そのまま足しています。どちらも、その月ひと月ぶんの値でした。足しても八千五百にしかならず、桁が違います。十二か月ぶんを集める形になっていません。ふた月を比べる話なら、これが答えです。
- 昨年の合計に印を付け、そこを土台にしています。一月の欄が、確かにその形をしていました。ところが二月の土台は、一つ上の欄のほうです。当てはめると六万九百となり、表と合いません。一月の欄を問われたなら、これが答えです。
- 二つの範囲を足し合わせる形を挙げています。昨年の三月から十二月までと、今年のふた月ぶんです。合わせても十二か月には、ひと月足りません。数える範囲が、そもそもずれています。範囲で足す形を問われたなら、これが答えです。
この問題に関係する言葉
- 表計算ソフト
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問93
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