ITパスポート 平成24年度 春期 特別措置試験 問55
ソフトウェア
プログラム言語に関する問題
Web サーバでクライアントからの要求に応じて適切なプログラムを動作させるための仕組みに CGI がある。CGI を経由して実行されるプログラムを作成できるスクリプト言語はどれか。
- ア CASL
- イ Fortran
- ウ Perl
- エ SQL
答えと解説
✓ これが正解ウ Perl
解説
翻訳せずに実行するスクリプト言語の Perl です。
CGI は、利用者の要求に応じて動くプログラムを、Web サーバ側で動かすための仕組みです。CGI は受け渡しの約束であり、実際に動くプログラムは別に用意します。そのプログラムを書く言語として、その場で読んで実行するインタプリタ型のスクリプト言語が向いています。あらかじめ機械語へ翻訳する手間が不要だからです。直したらすぐ試せるので、Web ページを作る仕事と相性が良くなります。文字列を扱う力が強いことも、この用途に効果がありました。四つのうち、この型に当たるのは Perl だけで、古くから広く使われてきました。残る三つのプログラム言語は、走らせ方も用途も違います。Fortran は翻訳して速さを取る言語、CASL は試験のために作られた言語です。SQL はデータベースへの問い合わせを担い、単体では画面を作れません。シラバスも、言語には種類と特徴があると学ぶよう求めています。
ほかの選択肢の解説
- ア CASL:CASL は、試験のために作られたアセンブラ言語です。命令ひとつが、機械の動きひとつにそのまま対応しています。仕組みを学ぶための言語で、Web ページを作る用途では使いません。インタプリタ型のスクリプト言語にも当たりません。
- イ Fortran:Fortran は、科学技術計算のために作られた言語です。数式をそのまま書ける点が、長く支持されてきました。あらかじめ機械語へ翻訳してから実行するコンパイラ型に当たります。文字列を扱う仕事には、あまり向いていません。
- エ SQL:SQL は、データベースの表に問い合わせるための言語です。検索、挿入、更新といった操作を書きます。表を相手にする専用の言語で、汎用の言語ではありません。SQL だけで画面に出す内容を組み立てることはできません。
関連用語
- プログラム
言語 プログラムを書くための文法や記号の体系のこと。 - CGI利用者の要求に応じて動くプログラムを、Webサーバ側で動かすための仕組みです。
- SQL関係データベースに向かって、行の取り出しや追加、書き換え、削除を指示する言葉です。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問55
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