ソフトウェア|平成26年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問95
〔中問C・稟議システム〕〔テクノロジ〕
稟議システムを用いた申請の流れは,通常(1)〜(6)の順番で行われるが,分岐して流れが変わる場合がある。次のうち,流れが変わる処理はどれか。
〔申請の流れ〕
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(1) 申請者が申請画面に必要事項の入力を行う。申請前に稟議を一時保存できる。
(2) 必要事項の入力が完了した後に,稟議の申請を行う。
(3) 申請された稟議は,同意者の参照が可能となる。
(4) 同意者は,稟議に問題がなければ同意し,問題があれば差戻しを行う。
(5) 同意者が全て同意した後に,承認者は申請された稟議について,承認処理が可能となる。
(6) 承認者は,稟議に問題がなければ承認し,問題があれば差戻しを行う。
```
〔補足の記述〕
```
稟議システムは,申請,同意,差戻し,承認の各画面に表示した実行ボタンが押されること
によって処理を実行し,入力項目と日時を履歴として保存する。申請前の入力情報は,履歴
としては保存しない。差戻しされた稟議は,申請者が編集可能で再申請できる状態となる。
```
- 申請者が申請前に稟議を一時保存する処理
- 申請者が申請を行った後,同意者が稟議を参照可能とする処理
- 全ての同意者が同意後に,承認者が稟議を承認可能とする処理
- ✓ これが正解問題があれば差戻しを行う際の処理
解説
分岐は、〜なら、〜があれば、という条件の語で探します。
流れが変わるとは、次へ進まずに前へ戻ることです。六つの段のうち、条件の語が置かれているのは二つだけです。同意する段と、承認する段に、問題があればと書かれています。問題がなければ先へ、あれば差し戻す、と道が割れます。差し戻された稟議は、申請者が直して出し直せる状態です。最初の段まで戻るので、これが流れの変わる処理です。申請の前の一時保存は、同じ段にとどまるだけです。保存しても、次はかならず申請の段へ進みます。申請の後に同意者が見られるようになる処理は、まっすぐな進みです。全員の同意がそろって承認へ移る処理も、同じくまっすぐです。ワークフローを図に描くと、差し戻しだけが逆向きです。戻る先が二か所ある点も、押さえておくところです。だから肢は、誰がとは書かず、差し戻す際の処理とだけ書きます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 申請の前に一時保存する処理を挙げています。保存しても、次に進むのは申請の段で変わりません。寄り道に見えますが、道は一本のままです。下書きを残す仕組みを問われたなら、これが答えです。分かれ道ではありません。
- 申請の後、同意者が見られるようになる処理を挙げています。二つ目の段から三つ目の段への、まっすぐな進みです。条件で道が割れる場面には当たりません。参照できるようになる時点を問われたなら、これが答えです。順番どおりです。
- 全員が同意した後、承認できるようになる処理を挙げています。四つ目の段から五つ目の段への進みにあたります。全員そろうまで待つだけで、道は割れません。承認できる条件を問われたなら、これが答えです。これもまっすぐです。
この問題に関係する言葉
- ワークフロー
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問95
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