第27回(令和6年度)|精神保健福祉士国家試験
この回には 48問あります。
この回の出題の内わけ
この回は 6科目にわたって出ています。いちばん多いのはソーシャルワークの理論と方法(専門)(9問)です。
この回で出た問題
- 問1次のうち,成人の認知能力を詳細に評価するための心理検査として,適切なものを1つ選びなさい。
- 問2神経性無食欲症に関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい。
- 問3Aさん(42歳)は,夫(40歳),娘(10歳),息子(6歳)の4人家族である。ある日,最大震度7の地震が起こり,Aさんの家は半壊した。Aさんとその家族は全員かすり傷程度のケガで済んだものの,自宅での生活が難しく,避難所である小学校の体育館での生活となった。
- 問4次の記述のうち,うつ病を有する人に特徴的な妄想による発言として,適切なものを1つ選びなさい。
- 問5次のうち,精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)において,自閉スペクトラム症と診断するための症状に含まれるものとして,正しいものを1つ選びなさい。
- 問6次の記述のうち,社会生活技能訓練(SST)の説明として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問7次のうち,精神科病院において業務従事者による精神障害者への虐待を発見した者が「精神保健福祉法」に基づいて取るべき行動として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問8Aさん(30歳,女性)は,母親への殺人未遂の疑いで逮捕された。しかし,起訴前鑑定で,統合失調症に罹患しており「母親を殺せ」という幻聴の強い影響下で犯行に及んだと示された。このため,犯行当時にAさんは心神喪失状態だったと認められて不起訴処分とされ,検察官から「医療観察法」の審判が申し立てられた。
- 問9精神医療と保健,福祉との連携に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問10次のうち,「令和2年患者調査」(厚生労働省)において,精神疾患を有する外来患者数の内訳で最も多い傷病分類として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問11次のうち,吉川武彦が概念化した精神保健活動の三つの側面における支持的精神保健に該当するものとして,正しいものを1つ選びなさい。
- 問12A精神科病院に長期入院していたBさん(64歳)は,地域移行支援を受けた後,1年前からC生活介護事業所を利用しながら地域のアパートで一人暮らしをしている。Bさんの食生活は整っており,血圧・血糖値・コレステロールや中性脂肪には問題がなかった。しかし近頃は,長年の運動不足から筋力が低下したことによって,短時間の歩行でも息切れをし,足が上がりにくくC事業所内の階段もすぐには上れない状態が目立ち始めた。そこでC事業所では,Bさんやほかの利用者の状況も鑑み,運動プログラムを取り入れ,Bさんにも参加してもらうよう促すことにした。
- 問13次のうち,少年法における「その性格又は環境に照して,将来,罪を犯し,又は刑事法令に触れる行為をする虞のある少年」の呼称として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問14次のうち,文部科学省の「スクールソーシャルワーカー活用事業実施要領」に記載されたスクールソーシャルワーカーの職務内容として,正しいものを2つ選びなさい。
- 問15職場でのハラスメントに関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問16労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問17A県精神保健福祉センターのB精神保健福祉士のところに,Cさんが相談に訪れた。兄を自死で亡くしたというCさんは,自分と同じように自死で家族を亡くした経験がある人々が集まる「分かち合いの会」を主催しており,行政機関として何らかの協力をしてほしいというものだった。B精神保健福祉士は上司と相談した結果,センターの会議室の提供と広報への協力をするとともに,「分かち合いの会」に業務として定期的にオブザーバーで参加することとなった。
- 問18保健師に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問19次の記述のうち,障害者福祉を支える理念や概念の説明として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問20次のうち,精神科病院での職員による入院患者への暴行等の重大な不祥事件を契機に,任意入院制度を創設した法律として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問21A高等学校では,保健体育の授業において,心の健康への意識を高め,共生社会への理解を深めることを目的として「こころの健康教育」を実施している。今回は近隣にあるB精神科病院のC精神保健福祉士と,精神障害当事者のDさん(63歳,男性)がゲストスピーカーとして招かれた。授業はC精神保健福祉士とDさんの対話形式で進められた。その中で,Dさんは精神科病院における35年の入院生活やグループホームへの退院,今の生活の様子を語った。Dさんからは,長年病院内で変化のない集団生活を続けたことで気力が失われ,退院を諦めるようになったこと。入院当初は強い思いであった退院を決断するのに長い時間を要したこと。退院した今は,地域に出て良かったと実感するといった気持ちが語られた。
- 問22次の記述のうち,「精神保健福祉法」に定められている精神障害者の家族の権利・義務として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問23次の記述のうち,精神保健福祉士法成立の社会的背景として,適切なものを1つ選びなさい。
- 問24次の記述のうち,精神保健福祉士法に規定される精神保健福祉士の義務として,正しいものを2つ選びなさい。
- 問25次の事例を読んで,問題25から問題27までについて答えなさい。
- 問26次の事例を読んで,問題25から問題27までについて答えなさい。
- 問27次の事例を読んで,問題25から問題27までについて答えなさい。
- 問28地域活動支援センターで精神保健福祉士の実習を行っている学生Aさんは,利用者Bさんとの関係形成を進めている。Bさんから「友人ができなくて寂しい」と聞き,自分もそのような経験があって悩んだことを自己開示した。その日の実習を終え,帰り支度をしていると,Bさんから声を掛けられ「私と似たような経験をしているAさんなら,私のことを分かってくれる。友達になってほしい」と言われた。AさんはBさんから信頼されているのだと思い「実習中ならいいですよ」と答えた。次の日,Bさんから「今日から友達ね」と声を掛けられた。Aさんは昨日の対応で良かったのか心配になり,実習指導者のC精神保健福祉士に相談すると「専門的援助関係について,改めて考えていきましょう」と指導を受けた。
- 問29次の記述のうち,精神保健福祉士が面接で用いる「感情の反映」の説明として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問30次の記述のうち,離転職を繰り返す精神障害者に対して精神保健福祉士が行うナラティブアプローチとして,適切なものを1つ選びなさい。
- 問31次の記述のうち,インターディシプリナリー・モデルによる支援として,正しいものを2つ選びなさい。
- 問32次の記述のうち,精神保健福祉士が行うコミュニティワークとして,適切なものを2つ選びなさい。
- 問33次の記述のうち,精神保健福祉士が行うソーシャルアクションとして,適切なものを1つ選びなさい。
- 問34次の事例を読んで,問題34から問題36までについて答えなさい。
- 問35次の事例を読んで,問題34から問題36までについて答えなさい。
- 問36次の事例を読んで,問題34から問題36までについて答えなさい。
- 問37次の記述のうち,アンソニー(Anthony,W.)らによる「精神科リハビリテーションの基本原則」に関するものとして,正しいものを1つ選びなさい。
- 問38次の記述のうち,パーソナルリカバリーの説明として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問39A精神保健福祉士が勤務する地域活動支援センターでは,これまで新型コロナウィルス感染症の流行のため利用人数や利用時間を制限していたが,全面的に再開した。再開後これまでのメンバーに加えて,新たなメンバーも増えてきた。メンバー同士の交流が増えるにつれて,A精神保健福祉士に対して「他の人からの誘いを断りたいけど,うまく断れなくて困っている」「自分の意見や考えをうまく伝えられるようになりたい」といった相談が多くなった。そこでA精神保健福祉士は,相手の気持ちを大切にしながら自分の意見を主張できることを目指す集団プログラムの実施をメンバーに提案した。
- 問40次の事例を読んで,問題40から問題42までについて答えなさい。
- 問41次の事例を読んで,問題40から問題42までについて答えなさい。
- 問42次の事例を読んで,問題40から問題42までについて答えなさい。
- 問43次のうち,「精神保健福祉法」に規定されている機関として,正しいものを1つ選びなさい。
- 問44精神医療審査会に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 問45生活保護制度に関する次の記述のうち,正しいものを2つ選びなさい。
- 問46次の事例を読んで,問題46から問題48までについて答えなさい。
- 問47次の事例を読んで,問題46から問題48までについて答えなさい。
- 問48次の事例を読んで,問題46から問題48までについて答えなさい。
正解と解説は、答え合わせのあとに出ます。