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第27回 問題39

精神障害リハビリテーション論

A精神保健福祉士が勤務する地域活動支援センターでは,これまで新型コロナウィルス感染症の流行のため利用人数や利用時間を制限していたが,全面的に再開した。再開後これまでのメンバーに加えて,新たなメンバーも増えてきた。メンバー同士の交流が増えるにつれて,A精神保健福祉士に対して「他の人からの誘いを断りたいけど,うまく断れなくて困っている」「自分の意見や考えをうまく伝えられるようになりたい」といった相談が多くなった。そこでA精神保健福祉士は,相手の気持ちを大切にしながら自分の意見を主張できることを目指す集団プログラムの実施をメンバーに提案した。

次のうち,このプログラムとして,適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解2アサーショントレーニング

解説

相手を大切にしつつ自分の意見を伝える練習はアサーショントレーニングです。

この事例の決め手は、メンバーからの相談の中身と、A精神保健福祉士が提案したプログラムの目的です。メンバーは、誘いをうまく断れない、自分の意見や考えをうまく伝えたい、と困っています。そこでA精神保健福祉士は、相手の気持ちを大切にしながら自分の意見を主張できることを目指す集団プログラムを提案しました。

アサーションは、自分の考えや気持ちを、相手の権利や気持ちも尊重しながら、率直に、その場にふさわしい形で表現することをいいます。自分を抑えて相手に合わせすぎる非主張的な表現や、相手を責めたり押さえつけたりする攻撃的な表現と区別され、自分も相手も大切にする第三の表現として位置付けられます。アサーショントレーニングは、この表現の仕方を、ロールプレイなどを通して練習するプログラムで、集団で行われることも多くあります。断り方を身に付けたい、意見を伝えたい、というメンバーの希望にそのまま応える内容です。

ほかの肢は、職場復帰、自閉症の支援、薬物の問題、病気の自己管理など、それぞれ別の目的をもつプログラムです。

覚え方は、自分も相手も大切にする自己表現の練習がアサーショントレーニング、とプログラムの目的で覚えることです。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第27回 精神保健福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題39。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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