令和3年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後)(電気技術者試験センター)問17
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
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- イ手元開閉器として用いる。
- ロ電圧を変成するために用いる。
- ハ力率を改善するために用いる。
- ニ蛍光灯の放電を安定させるために用いる。
答えと解説
✓ これが正解ニ蛍光灯の放電を安定させるために用いる。
解説
蛍光灯の放電を安定させる安定器の写真です。
この問は、写真の器具の用途を、見た目と表示の字から判断します。白い細長い箱形の器具で、両端に取付け用の金具があり、片側から黒・白・青・黄などの色の電線が出ています。拡大した表示には、結線図があり、電源の黒と白の線から安定器の箱を通って、黄と青の線がLAMP(ランプ)につながる絵が描かれています。表示の中の字にも、FLR20S×1という蛍光灯の名前が見えます。
つまり、蛍光灯と電源の間に入る安定器です。蛍光灯は、いったん放電が始まると電流が増え続ける性質があるので、安定器で電流を制限して放電を安定させます。
手元開閉器は電動機などの近くに付けるスイッチ、電圧を変えるのは変圧器、力率を改善するのは進相コンデンサです。写真の表示には二次電圧の字がありますが、これは安定器の出力側の値で、変圧器の表示ではありません。覚え方は、結線図にランプと安定器の字があれば放電灯の安定器、です。
ほかの選択肢の解説
- イ手元開閉器として用いる。:手元開閉器は、電動機などの近くで電路を入り切りするスイッチです。写真の器具は、結線図が安定器とランプをつなぐ絵で、開閉する接点のある器具ではなく用途が違います。
- ロ電圧を変成するために用いる。:電圧を変成するのは変圧器の役目です。写真の表示に二次電圧の字がありますが、結線図は安定器からランプへつなぐ絵で、電圧を変える器具が主目的であるとは読み取れません。
- ハ力率を改善するために用いる。:力率を改善するのは、電路に並列に入れる進相コンデンサです。写真の表示には低力率の字があり、力率を改善する器具の表示ではないため、この用途とは合いません。
出典:令和3年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後) 問17(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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