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令和2年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後)(電気技術者試験センター)問15

電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具

零相変流器に関する問題

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漏電遮断器に内蔵されている零相変流器の役割は。

答えと解説

✓ これが正解ニ地絡電流の検出

解説

零相変流器は、漏電(地絡電流)を検出する部品です。

漏電遮断器は、電気が電線から外へ漏れる漏電(地絡)を検出して、自動で電路を切る器具です。その検出部分に内蔵されているのが零相変流器です。

零相変流器は、回路の電線を輪の中にまとめて通した変流器です。正常なときは、行きの電流と帰りの電流が同じ大きさで逆向きなので、輪の中の磁束は打ち消し合って出力は生じません。ところが地絡が起きると、電流の一部が大地へ漏れて、行きと帰りの電流に差が生じます。この差(地絡電流)が磁束として現れるので、これを検出して遮断器を動かします。

他の用途は別の部品の役割です。不足電圧の検出は電圧が下がったことを見る装置、過電圧の検出は電圧が上がったことを見る装置の役割です。短絡電流の検出は、配線用遮断器の中の電流を感じる部分(過電流引外し装置)の役割で、電線をまとめて貫通する零相変流器の役割ではありません。覚え方は、零相は行きと帰りの差、つまり地絡電流を見る、です。

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出典:令和2年度下期第二種電気工事士筆記試験(午後) 問15(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。

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