令和5年度下期第二種電気工事士学科試験(午前)(電気技術者試験センター)問17
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
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- イ水銀灯用安定器
- ロ変流器
- ハネオン変圧器
- ニ低圧進相コンデンサ
答えと解説
✓ これが正解ニ低圧進相コンデンサ
解説
ラベルの50 μFと三相200 Vから、低圧進相コンデンサです。
写真の決め手は、正面のラベルの文字です。50 μF という静電容量(電気をためる量を表す単位がマイクロファラド)、三相 200 V、50 Hz と60 Hz それぞれの定格電流が書かれ、線が赤・白・黒の3本です。これは三相の電路につなぐコンデンサの表示で、低圧進相コンデンサと判断できます。
進相コンデンサは、電動機などの誘導性の負荷で遅れる電流の位相を進めて、力率を改善する機器です。静電容量〔μF〕が表示の主役になるのが、他の機器と違うところです。
他の機器の見分け方は、水銀灯用安定器が鉄心にコイルを巻いた機器でランプの電力〔W〕などを表示すること、変流器が大きな電流を小さな電流に変える機器で、電線を通す穴のある形が多いこと、ネオン変圧器が数千Vの高い電圧をつくる変圧器で二次電圧を表示することです。容量を示すμFの表示を見たら、コンデンサと覚えます。
ほかの選択肢の解説
- イ水銀灯用安定器:水銀灯用安定器の銘板には、使うランプの電力〔W〕や電源電圧・周波数が書かれます。写真のラベルにある50 μFという静電容量の表示は、安定器ではなくコンデンサに見られる特徴です。
- ロ変流器:変流器は、大きな電流を測定用の小さな電流に変える機器で、電流の比(変流比)が表示され、電線を通す穴のある形が目印です。写真のラベルには静電容量が書かれており、当てはまりません。
- ハネオン変圧器:ネオン変圧器は、ネオン管を点灯するため数千Vの高電圧を二次側につくる変圧器で、二次電圧が表示されます。写真には静電容量50 μFの表示があり、変圧器の表示とは合いません。
出典:令和5年度下期第二種電気工事士学科試験(午前) 問17(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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