ITパスポート 令和2年度 10月 特別措置試験 問29
システム戦略
人間が行っていた定型的な事務作業を,ソフトウェアのロボットに代替させることによって,自動化や効率化を図る手段を表す用語として,最も適切なものはどれか。
- ア ROA
- イ RPA
- ウ SFA
- エ SOA
答えと解説
✓ これが正解イ RPA
解説
RPAは、定型の事務作業をソフトの側に肩代わりさせます。
事務の仕事の中には、決まった画面を開き、決まった場所から値を写し、決まった形にまとめる、といった手順が毎回変わらないものがあります。RPAは、こうした定型の作業を、人の代わりにソフトウェアに行わせる手立てです。画面の操作をそのままなぞる形で動くものが多く、すでにある仕組みを作り直さなくても入れられるところに使いやすさがあります。人手が減るだけでなく、写し間違いのような誤りも起きにくくなります。ただし手順が変わると動かなくなるので、手順が決まりきっている作業ほど向いています。残る三つは、資産をどれだけ効率よく使えたかを見る指標、営業の活動を支える仕組み、部品を組み合わせて作る設計の考え方で、いずれも定型作業の肩代わりを指す言葉ではありません。よって最も適切なのはRPAということになります。
ほかの選択肢の解説
- ア ROA:ROAは、持っている資産を使ってどれだけの利益を上げられたかを見る指標です。経営の成績を測るための数値であり、事務の作業をソフトウェアに肩代わりさせる手立てを指す言葉ではありません。測るための数値であって、動く仕掛けではありません。
- ウ SFA:SFAは、営業の活動を記録し、見込み客とのやり取りや進み具合を共有して支える仕組みです。営業の場を助ける道具であり、定型の事務作業を機械に任せるという意味の言葉ではありません。助ける場が営業の現場になります。
- エ SOA:SOAは、機能を部品として切り出し、それらを組み合わせて仕組みを作るという設計の考え方です。作り方についての考えであり、人が行っていた作業を代わりに行わせる手立てではありません。作り方の考えであり、代わりに動く道具ではありません。
関連用語
- RPA人が画面上で繰り返してきた定型の事務作業を、ソフトウェアに肩代わりさせる仕組みです。
- ROA持っている資産を使ってどれだけの利益を上げたかを見る指標です。
- SFA訪問の記録や商談の進み具合を営業担当者の間で共有する、営業支援の仕組みです。
- SOA機能をサービスという部品として切り出し、組み合わせて仕組みを作る設計の考え方です。
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験(特別措置試験) 問29
解説は当サイト独自のもので、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係ありません。
関連問題
- 令和8年度 問33:
調達に 関する 問題 (SFA) - 令和8年度 問22
(RPA) - 令和7年度 問27
(SOA) - 令和元年度 秋期 (特別措置試験) 問11:
KGIに 関する 問題 (ROA) - 平成30年度 秋期 (特別措置試験) 問24:
自己資本に 関する 問題 (ROA)
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