ITパスポート 令和2年度 10月 特別措置試験 問30
企業活動
ROEの“E”が表すもの
企業の収益性を測る指標の一つであるROEの“E”が表すものはどれか。
- ア Earnings(所得)
- イ Employee(従業員)
- ウ Enterprise(企業)
- エ Equity(自己資本)
答えと解説
✓ これが正解エ Equity(自己資本)
解説
ROEのEは自己資本を指し、株主が出したお金にあたります。
ROEは、自己資本利益率と訳される指標で、株主が出したお金を使って、どれだけの利益を上げられたのかを見るものです。三つの文字はそれぞれ、収益、対する、自己資本の頭文字にあたり、最後の一文字が指しているのは自己資本です。計算は、その期の利益を自己資本で割って求めます。値が高いほど、預けたお金がよく働いていることになるので、株主の側から企業を見るときによく使われる指標です。同じ利益でも、分母が変われば見える姿が変わります。似た指標に、資産の全体を分母に置くものがあり、そちらは借りたお金も含めて効率を見ます。分母に何を置いているかで、誰の目から見た効率なのかが変わります。残る三つの語は、いずれも分母として置かれるものではありません。よって当てはまるのは自己資本ということになります。
ほかの選択肢の解説
- ア Earnings(所得):所得や収益を表す語は、割られる側の数値として出てきますが、この指標の最後の文字が指しているものではありません。分子に置かれるのが利益であり、分母に置かれるのが自己資本になります。分子と分母のどちらに置かれるかで役目が違います。
- イ Employee(従業員):従業員を表す語は、この指標の中には出てきません。一人当たりの売上のように、人を分母に置く指標は別にありますが、株主の出したお金に対する効率を見るものとは狙いが違います。人の数を分母に置くのは、また別の指標になります。
- ウ Enterprise(企業):企業そのものを表す語も、この指標の文字が指しているものではありません。企業全体の資産を分母に置く指標は別にあり、そちらは借りたお金も含めた効率を見るためのものになります。資産の全体を分母に置くのも別の指標です。
関連用語
- ROE自己資本利益率と訳される指標で、株主が出したお金でどれだけ利益を上げたかを見ます。
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験(特別措置試験) 問30
解説は当サイト独自のもので、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係ありません。
関連問題
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