経営戦略|平成27年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問5
KPIの説明として,適切なものはどれか。
- ✓ これが正解企業目標の達成に向けて行われる活動の実行状況を計るために設定する重要な指標
- 経営計画で設定した目標を達成するための最も重要な要因
- 経営計画や業務改革が目標に沿って遂行され,想定した成果を挙げていることを確認する行為
- 商品やサービスの価値を機能とコストの関係で分析し,価値を向上させる手法
解説
略語の最後の一字が、答えの品詞のほうを決めています。
四つの肢は、文末の名詞だけで分かれます。指標、要因、行為、手法の四つです。KPIの最後の一語は指標にあたるので、指標で終わる肢を選びます。シラバスはこの語を、重要目標達成指標や重要成功要因と同じ用語例の行に置いています。目標そのものを測る指標と、そこへ向かう途中を測る指標は別のものです。前者は最終的にどうなったかを見て、後者は過程を見ます。どちらも指標なので、末尾だけでは分かれません。途中を測る物差しは、数で言えるものにしておかないと使えません。営業なら訪問した件数、製造なら不良の割合、窓口なら待たせた時間といった具合です。目標そのものは年に一度しか分かりませんが、途中の数字なら毎週でも毎日でも見られます。だから途中で手を打ち直せる、というのがこの物差しの値打ちになります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 最も重要な要因という言い方は、重要成功要因のほうを指します。同じ行に並んでいますが、片方は要因で、もう片方は数値です。目標に届くために外せない鍵を聞かれたら、こちらが答えです。鍵を決めてから、測る物差しを置きます。
- 遂行と成果を確認する行いのことです。指標そのものではなく、指標を見て確かめる側の行いにあたります。決めた数字を折々に見て、ずれていないかを見張る行いを聞かれたら、こちらが答えです。見張った先で、遅れずに手を打ちます。
- 価値を機能と費用の関係で分析する手法の話です。文末が手法なので、指標を求めた設問とは品詞から違います。同じ働きをより安く出せないかと考える手立てを聞かれたら、こちらが答えになります。働きを費用で割った値を上げます。
この問題に関係する言葉
- KPI目標へ向かう取組みの進み具合を測るための指標のことです。在庫日数や誤出荷率のように、途中で確かめられる数値を置きます。
- 重要目標達成指標
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問5
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