平成24年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問10
配電理論及び配線設計
配線用遮断器に関する問題
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低圧屋内配線の分岐回路において、配線用遮断器、分岐回路の電線の太さ及びコンセントの組合せとして、適切なものは。ただし、分岐点から配線用遮断器までは3〔m〕、配線用遮断器からコンセントまでは8〔m〕とし、電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。
- イ

- ロ

- ハ

- ニ

答えと解説
✓ これが正解ニ
解説
20 Aの配線用遮断器に2.0 mmと20 Aコンセント2個の組合せです。
分岐回路では、配線用遮断器の定格電流に応じて、使える電線の太さとコンセントの定格が決まっています。遮断器の定格が大きいほど、それに見合う太い電線と、定格の合うコンセントが必要です。
図の4つの組合せのうち、20 A の配線用遮断器に、太さ2.0 mm の電線、20 A のコンセント2個をつないだ組合せは、電線の太さ(1.6 mm 以上)もコンセントの定格(20 A 以下)も決まりの範囲に入ります。これが適切な組合せです。
30 A の遮断器の場合は、2.6 mm 以上(断面積では5.5 mm² 以上)の電線が必要で、コンセントは20 A 以上30 A 以下のものを使います。2.0 mm の電線では細すぎ、15 A のコンセントでは定格が小さすぎます。また、20 A の遮断器に30 A のコンセントをつなぐのは、定格が合わない組合せで認められません。
問題に書かれた3 m と8 m の距離は、これらの組合せを判断する決め手にはなりません。覚え方は、遮断器の定格にコンセントの定格を合わせ、電線はそれに耐える太さにする、です。
ほかの選択肢の解説
- イ…30A、その先の矢印の線に 2.0mm の字、矢印の先に 20Aコンセント 1個 の字:遮断器が30 A なのに電線が2.0 mm という図は、電線の太さが不足しています。この定格の遮断器につなぐ電線は2.6 mm 以上と決まっており、2.0 mm はそれより細いので合いません。
- ロ…20A、その先の矢印の線に 2.6mm の字、矢印の先に 30Aコンセント 1個 の字:コンセントが30 A の図は、遮断器の定格20 A と合っていません。遮断器が20 A の分岐回路で使えるコンセントは、定格20 A 以下のものに限られるため、この組合せは認められません。
- ハ…30A、その先の矢印の線に 5.5mm² の字、矢印の先に 15Aコンセント 2個 の字:遮断器が30 A の分岐回路には、20 A 以上30 A 以下の定格のコンセントを付ける決まりがあります。図の15 A のコンセントはこの範囲より小さく、2個にしても条件を満たしません。
出典:平成24年度上期第二種電気工事士筆記試験 問10(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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