平成22年度 秋期 午前 問64
システム戦略
SOAの説明
SOA を説明したものはどれか。
- ア企業改革において既存の組織やビジネスルールを抜本的に見直し,業務フロー,管理機構,情報システムを再構築する手法のこと
- イ企業の経営資源を有効に活用して経営の効率を向上させるために,基幹業務を部門ごとではなく統合的に管理するための業務システムのこと
- ウ発注者と IT アウトソーシングサービス提供者との間で,サービスの品質について合意した文書のこと
- エビジネスプロセスの構成要素とそれを支援する IT 基盤を,ソフトウェア部品であるサービスとして提供するシステムアーキテクチャのこと
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✓ これが正解エビジネスプロセスの構成要素とそれを支援する IT 基盤を,ソフトウェア部品であるサービスとして提供するシステムアーキテクチャのこと
解説
業務をサービスとして組み立てる設計の考え方です。
四つの記述は、どれも実在する三文字の略語の説明です。ですから中身の良し悪しでは切れません。判定の軸は、その記述が最後に何と言い切っているかという一点です。設問が聞いている SOA は、最後の一文字がアーキテクチャを表しますから、言い切りがシステムアーキテクチャになっている記述が正解になります。中身を読み比べる前に決まる形です。SOA は、受注する、在庫を引き当てる、請求するといった業務の単位を、それぞれ独立したサービスとして作り、必要に応じて組み合わせてシステムを形づくる考え方です。サービス指向アーキテクチャという呼び方のとおり、作り方そのものを指す語であって、出来合いの製品を指す語ではありません。利点は、業務が変わったときに組み合わせ方を変えるだけで済むところにあります。サービスどうしは決められた共通の手順でつなぐので、別々に作った部品でも後から組み替えられます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア企業改革において既存の組織やビジネスルー…:既存の組織や決め事を抜本的に見直し、仕事の流れや管理の仕組み、情報システムを作り直す手法の説明です。対象は組織と仕事のやり方であって、システムをどう組み立てるかという形の話ではありません。
- イ企業の経営資源を有効に活用して経営の効率…:経営資源を有効に使うために、基幹となる仕事を部門ごとに分けず、まとめて管理する業務システムの説明です。出来上がった仕組みを導入する話であり、設計の考え方を指す語にはあたりません。
- ウ発注者と IT アウトソーシングサービス…:発注した側と、外部に運用を任せた先との間で、提供する品質について合意した文書の説明です。約束事を書き残す紙であって、システムの構成そのものを述べたものではありません。
この問題の用語
- 組織目的を果たすために、人が役割を分けて集まったまとまりのことです。分け方には機能別、事業部制、マトリックスなどの形があります。
- 情報システム業務に必要なデータを集め、処理し、伝えるための仕組み全体です。コンピュータや通信網だけでなく、それを使う人や業務の手順も含みます。
- 部門組織の中で、仕事の種類や担当ごとに分けられたまとまりです。専門ごとに分ける分け方と、製品や地域ごとに分ける分け方があります。
- アウトソーシング社内の仕事の一部または全部を、外部の専門企業に任せること。自社は本業に人と時間を集中でき、任せた側の効率も使えます。
出典:平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問64
同じ用語が出る問題
- 令和5年度 秋期 午前 問63:SOAの説明(アウトソーシング)
- 令和4年度 春期 午前 問70:ファウンドリに関する問題(アウトソーシング)
- 平成29年度 秋期 午前 問73(アウトソーシング)
- 平成24年度 秋期 午前 問62:BPOの説明(アウトソーシング)
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