システム戦略|平成27年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問9
表は,ベンダ4社の提案書を管理面,技術面,価格面のそれぞれについて評価した値である。管理面,技術面,価格面の各値に重み付けをし,その合計が最高点のベンダを調達先に選定するとき,選定されるベンダはどれか。
| 評価項目 | 重み | A社 | B社 | C社 | D社 |
|---|---|---|---|---|---|
| 管理面 | 2 | 2 | 4 | 3 | 3 |
| 技術面 | 3 | 3 | 4 | 2 | 3 |
| 価格面 | 5 | 4 | 2 | 4 | 3 |
- ✓ これが正解A社
- B社
- C社
- D社
解説
重みの最も大きい行から見ると、掛け算の回数が減ります。
重みを掛けて合計を出し、最も高いものを選ぶだけの問いです。落とし穴は一つで、重みを掛けずに素朴に足すと別の答に着きます。しかも掛けなかったときの答がちゃんと肢に用意されているので、気づかないまま進めてしまいます。重み付けと書いてあったら、まず重みの列を指で押さえます。時間を節約したいときは、重みの最も大きい行から見ます。その行で高い評価を取ったものだけが候補に残るので、全部の掛け算をやらずに二つまで絞れます。ただし最後の二つは差が小さいので、そこだけは必ず計算します。シラバスは調達計画の項で、情報提供依頼から提案依頼書、提案書と見積書の入手、比較評価、調達先の選定という順を挙げています。本問は比較評価にあたる段で、提案書を数で並べて選ぶ場面です。手順の中の位置を知っておくと速く読めます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 重みを掛けずに素朴に足すと最も高くなる先です。掛ける一手を飛ばしたときに、ちょうどここへ着くように置かれています。間違いの側の答が肢に用意されている型です。どの手を抜くとどの数になるのかを、先に見ておくと守れます。
- 重みの最も大きい行では並びますが、残る二行の合計でわずかに届きません。差が小さいので、概算では決められない相手になります。最も重い行だけで止めると決められません。残る二行まで進めて、はじめて分かれてくる相手になります。
- どの行も中ほどの評価で、突出したところがありません。重みを掛けても掛けなくても、最も高い側には届きません。重みを気にせずに選んでも、この肢だけは落とせます。突出した行が一つも無いので、どちらの数え方でも最も高くはなりません。
この問題に関係する言葉
- 調達必要なシステムや物品を、外部の事業者から手に入れる一連の手続です。情報提供の依頼、提案の依頼、選定、契約の順に進みます。
- 提案書
- 見積書
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問9
同じ単元をまとめて解くならシステム戦略へ。
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)