システム戦略|平成27年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問8
図のDFDで示された業務Aに関する,次の記述中の a に入れる字句として,適切なものはどれか。ここで,データストアBの具体的な名称は記載していない。
業務Aでは,出荷の指示を行うとともに, a などを行う。
〔図〕(原典の図を記述に書き起こしたものです。左に「顧客」の四角、そこから「注文情報」の矢印が中央の円「業務A」へ入ります。上から「データストアB」(上下2本の横線で挟んだ書き方)の矢印が「業務A」へ入ります。「業務A」からは右上へ「出荷指示」の矢印が四角「出荷部」へ、右下へ「売上報告」の矢印が四角「管理部」へ出ます)
- 購買関連のデータストアから,注文のあった製品の注文情報を得て,発注先に対する発注量の算出
- 顧客関連のデータストアから,注文のあった製品の売上情報を得て,今後の注文時期と量の予測
- ✓ これが正解製品関連のデータストアから,注文のあった製品の価格情報を得て,顧客の注文ごとの売上の集計
- 部品関連のデータストアから,注文のあった製品の構成部品情報を得て,必要部品の所要量の算出
解説
図から出ていく矢印に書かれた名前だけで答が決まります。
図を読む問いですが、読むところは限られています。中央の処理から出ていく矢印は二本しかなく、そのうち一本は設問がすでに書いてしまっています。だから空欄に入るのは、残る一本の出力を作る仕事だと決まります。矢印に書かれているのはデータの名前なので、その名前と同じ言葉を持つ肢を探すだけです。入口の側で切ろうとすると失敗します。四つの肢はどれも、どこかの入れ物から取ってくると名乗っており、しかも設問はその入れ物の名前を伏せているからです。つまり出題者は、入口では切れないように作っています。図の矢印の名前を先に全部読みます。この図の書き方がDFDで、シラバスは業務プロセスの用語例として、E-R図と同じ一行に挙げています。四角が外部、円が処理、二本線が入れ物、矢印が流れるデータです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 仕入れ先へ出す量を出すという仕事です。図にはそちらへ向かう矢印が無いので、出力の側で合いません。出口の側だけを見れば、読む量が四分の一で済みます。入口の言葉がどれだけ長く書いてあっても、そこは読まずに構いません。図だけで足ります。
- これから先の時期と量を見込むという仕事です。見込んだ結果を渡す先が図に描かれていないので、同じく出力で外れます。処理から出る線は二本しかなく、その二本ともすでに行き先が決まっています。だから三つが同じ理由で落ちます。
- 必要な部品の量を出すという仕事です。部品の側へ出ていく矢印が無いため、入口の言葉が合っていても選べません。設問が入れ物の名前を伏せているのは、入口で切らせないためです。出題者の側が、読む場所を指定していることになります。
この問題に関係する言葉
- DFD
- 業務プロセス仕事の目的を果たすまでの一連の手順のこと。RPAなどを導入する前に、全体を見える形にして見直すことが大切とされます。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問8
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