企業活動|平成29年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問20
売上高営業利益率が最も高い会社はどれか。
単位 百万円
| A社 | B社 | C社 | D社 | |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 100 | 200 | 100 | 400 |
| 売上原価 | 60 | 140 | 80 | 200 |
| (網掛け)利益 | 40 | 60 | 20 | 200 |
| 販売管理費 | 10 | 10 | 20 | 160 |
| (網掛け)利益 | 30 | 50 | 0 | 40 |
| 営業外損益 | −20 | 10 | 20 | −20 |
| (網掛け)利益 | 10 | 60 | 20 | 20 |
(注記)網掛けの部分は,表示していない。
- ✓ これが正解A社
- B社
- C社
- D社
解説
営業利益を売上高で割った割合を、四社について比べます。
売上高営業利益率は、営業利益を売上高で割った割合です。本業でどれだけ稼げているかを、規模の違う会社どうしでも比べられる形にした指標です。表には利益の欄が三つあり、上から順に、売上から原価を引いたもの、そこから販売管理費を引いたもの、さらに営業外の損益を足したものです。真ん中が営業利益にあたります。本業の外で生じた利息や為替の影響は、ここには入りません。四社の営業利益は、売上から原価と販売管理費を順に引けば求まります。A社は百から六十と十を引いて三十、B社は二百から百四十と十を引いて五十です。C社は百から八十と二十を引いてゼロ、D社は四百から二百と百六十を引いて四十になります。それぞれの売上高で割ると、三割、二割五分、ゼロ、一割となります。三割となるA社が、四社の中で最も高くなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- B社という肢です。営業利益は五十で、四社のうち額としては最も大きくなります。ただし売上高が二百あるので、割ると二割五分です。額の大きさと割合の高さは別のもので、この問が聞いているのは割合のほうです。売上高が大きいぶん、割ると下がります。
- C社という肢です。売上から原価と販売管理費を引くと、ちょうどゼロになります。本業では利益が出ていません。営業外の損益を足した最後の欄は二十になりますが、それは本業の外で生じたぶんです。割合はゼロなので、最も高いことはありません。
- D社という肢です。売上高が四百で、四社の中では最も大きく、規模では抜けています。ただし営業利益は四十なので、割合にすると一割にとどまります。規模が大きいことは、割合が高いことを意味しません。
この問題に関係する言葉
- 営業利益
- 損益計算書
- 粗利益
- 財務諸表会社のお金の状況をまとめて、外部に示すための書類のことです。損益計算書や貸借対照表、製造原価明細書などが含まれます。
出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問20
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