ITパスポート 平成21年度 春期 問22
企業活動
経営理念の説明
経営理念を説明したものはどれか。
- ア 企業が活動する際に指針となる基本的な考え方であり,企業の存在意義や価値観などを示したもの
- イ 企業が競争優位性を構築するために活用する資源であり,一般的に人・物・金・情報で分類されるもの
- ウ 企業の将来の方向を示したビジョンを具現化するための意思決定計画であり,長期・中期・短期の別に策定されるもの
- エ 企業のもつ個性,固有の企業らしさのことで社風とも呼ばれ,長年の企業活動の中で生み出され定着してきたもの
答えと解説
✓ これが正解ア 企業が活動する際に指針となる基本的な考え方であり,企業の存在意義や価値観などを示したもの
解説
四つとも企業の話なので、何を指す語なのかで割ります。
経営理念は、会社が何のためにあるのかを言葉にしたものです。活動するときの指針となり、価値観や存在の意義を示します。その中身を述べた選択肢が正解で、指針という語がそのまま出ています。日々の判断に迷ったとき、立ち返る先になるものです。競い勝つために使う元手というのは経営資源のことで、人と物と金と情報に分けるのが習わしの、持ち物の話です。将来の向きを形にする意思決定の並びなら、それは経営計画で、長期と中期と短期に分けて立てるところが特徴です。長年かけて根づいた固有の色は、社風と呼ばれるものです。四つとも会社に関わる言葉なので、名前だけでは選び分けられません。何を指す語かを言い直すと、掲げるもの、持ち物、計画、育った空気の四つになり、拠りどころを述べたものが残ります。
ほかの選択肢の解説
- イ 企業が競争優位性を構築するために活用する資源であり,一般的に人・物・金・情報で分類されるもの:競い勝つときに使う元手で、四つに分けて数える持ち物の話です。語っているのは抱えている中身で、何のためにあるのかを語ってはいません。元手の分け方を問うなら、これが答えです。
- ウ 企業の将来の方向を示したビジョンを具現化するための意思決定計画であり,長期・中期・短期の別に策定されるもの:将来の向きを形にする計画で、三つの期間に分けて立てる決めごとの並びです。拠りどころそのものを述べてはいません。計画の立て方を問うなら、これが答えです。
- エ 企業のもつ個性,固有の企業らしさのことで社風とも呼ばれ,長年の企業活動の中で生み出され定着してきたもの:長年かけて根づいた固有の色で、組織文化の話です。確かに会社らしさを表しますが、これは育ってきた結果のほうで、掲げて示す拠りどころとは向きが違います。会社の空気を問うなら、これが答えです。
関連用語
- 経営理念その企業が何のためにあるのか、何を大切にするのかを言葉にしたものです。
- 競争優位同じ市場の中で競合より選ばれている状態を指す、経営戦略の用語です。
- ビジョン将来こうなっていたいという到達点を描いたものです。
- 企業活動会社が利益を上げるために行う、いろいろな取組みの全体です。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問22
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企業の 経営理念を 策定する 意義 (経営理念)
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