ITパスポート 平成21年度 春期 問27
企業活動
移動平均に関する問題
翌月の製造量は,翌月の販売見込量−当月末の在庫量で算出される。翌月の販売見込量が,当月までの 3 か月の販売実績量の移動平均によって設定されるとき,9 月の製造量の算出式を示したものはどれか。
| 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 販売実績量 | A | C | E | G | I |
| 月末在庫量 | B | D | F | H | J |
- ア (C+E+G)÷ 3 − (D+F+H)÷ 3
- イ (C+E+G)÷ 3 − H
- ウ (E+G+I)÷ 3 − (F+H+J)÷ 3
- エ (E+G+I)÷ 3 − J
答えと解説
✓ これが正解イ (C+E+G)÷ 3 − H
解説
翌月と当月がどの月なのかを、先に決めてから式を読みます。
求めるのは9月の製造量なので、9月が翌月にあたります。このため当月は8月で、ここを取り違えると式全体がずれてしまいます。販売見込量は、当月までの3か月分の販売実績量の移動平均で決めると書いてあります。8月までの3か月は6月、7月、8月なので、C、E、G を足して3で割ります。引くのは当月末の在庫量なので、8月末の H だけを引きます。このため、(C+E+G)÷3−H という式が正解です。在庫量まで平均する式では、引く量が変わってしまいます。引くと決められているのは、当月末という一時点の値だけです。7月から9月までを平均する式は、当月を9月と取っており、10月の製造量を求める形になって1か月先へずれます。移動平均を使う問題では、どの3か月を使うかを先に言葉にしておくと取り違えを防げます。
ほかの選択肢の解説
- ア …(D+F+H)÷ 3:6月から8月の販売実績量の平均から、在庫量も3か月分の平均で引いている式です。平均する月の選び方は合っていますが、引くと決められているのは当月末の一時点の在庫量です。在庫まで平均すると、引く量が変わってしまいます。
- ウ …(F+H+J)÷ 3:7月から9月までを平均し、在庫量も平均している式です。当月を9月と取ったため1か月先へずれており、さらに在庫まで3か月分を平均しています。二つの取り違えが同時に起きています。
- エ …J:7月から9月までを平均し、9月末の在庫量を引いている式です。引くのが一時点だけという形は合っていますが、平均する3か月が一つ後ろへずれています。当月を9月と読んだため、10月の製造量の式になっています。
関連用語
- 移動平均直近の一定期間を平均して見込みを立てる方法で、古い月を落として新しい月を足していきます。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問27
解説の最終確認:2026-10-29
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移動平均に 関する 問題 (移動平均)
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