平成30年度 春期 午前 問68
経営戦略マネジメント
成熟期の特徴
プロダクトライフサイクルにおける成熟期の特徴はどれか。
- ア市場が商品の価値を理解し始める。商品ラインもチャネルも拡大しなければならない。この時期は売上も伸びるが,投資も必要である。
- イ需要が大きくなり,製品の差別化や市場の細分化が明確になってくる。競争者間の競争も激化し,新品種の追加やコストダウンが重要となる。
- ウ需要が減ってきて,撤退する企業も出てくる。この時期の強者になれるかどうかを判断し,代替市場への進出なども考える。
- エ需要は部分的で,新規需要開拓が勝負である。特定ターゲットに対する信念に満ちた説得が必要である。
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✓ これが正解イ需要が大きくなり,製品の差別化や市場の細分化が明確になってくる。競争者間の競争も激化し,新品種の追加やコストダウンが重要となる。
解説
需要が行き渡り競争が激しくなる時期の姿です。
プロダクトライフサイクルは、ある商品が世に出てから姿を消すまでを、需要の伸び方でいくつかの時期に区切って眺める考え方です。成熟期はそのうち、商品が市場に行き渡って需要の伸びが鈍り、増えない客を各社で奪い合う形になる時期を指します。ですから見分ける軸は、その記述の中で需要と競争がどういう状態に置かれているかです。正解にあたる肢は、需要が大きくなっている一方で、製品の差別化や市場の細分化が明確になり、競争者間の競争が激化して新品種の追加やコストダウンが重要になると述べています。伸びきった需要を前提に他社と削り合う様子そのものなので、これが成熟期でした。残る三つは、需要の置かれた状態がそれぞれ違います。まだ買い手が限られている時期、市場が広がり始めて投資が必要な時期、そして需要そのものが減っていく時期を述べていて、行き渡った後の奪い合いには当たりません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア市場が商品の価値を理解し始める。商品ライ…:市場が商品の価値を理解し始め、商品ラインもチャネルも拡大しなければならず、売上も伸びるが投資も必要だと述べています。まだ市場を広げている途中の姿でした。需要が行き渡った後に競争が激しくなる時期とは、需要の伸び方が異なります。
- ウ需要が減ってきて,撤退する企業も出てくる…:需要が減ってきて撤退する企業も出てくる、この時期の強者になれるかどうかを判断し代替市場への進出なども考えると述べています。市場が縮んでいく段階の話でした。需要がまだ大きい時期の特徴には当たりません。
- エ需要は部分的で,新規需要開拓が勝負である…:需要は部分的で新規需要開拓が勝負であり、特定ターゲットに対する信念に満ちた説得が必要だと述べています。買い手がまだ限られていて、これから広げていく段階の姿でした。市場に行き渡った後の時期を述べたものではありません。
この問題の用語
- 投資将来の利益を見込んで、設備や仕組みにお金を使うことです。使った額を何年で取り戻せるかを見て、いくつかの案を比べます。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問68
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