平成30年度 秋期 午前 問70
技術戦略マネジメント
技術は,理想とする技術を目指す過程において,導入期,成長期,成熟期,衰退期,そして次の技術フェーズに移行するという進化の過程をたどる。この技術進化過程を表すものはどれか。
- ア技術のSカーブ
- イ需要曲線
- ウバスタブ曲線
- エラーニングカーブ
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✓ これが正解ア技術のSカーブ
解説
導入から衰退までの伸びを描くと、寝かせたSの形になります。
技術が進む道は、導入と成長と成熟と衰退をたどります。初めは鈍く、途中で急に伸び、やがて頭打ちになりました。横に時、縦に性能を取ると、寝かせたSの形が現れます。だから、技術のSカーブと述べた肢が当たります。次の技術へ移るときは、新しいSが下から立ち上がりました。需要曲線を挙げた肢は、値と需要の関わりを描いた線です。値が下がれば需要が増える形を表しました。バスタブ曲線のほうは、故障の起きる率の移り変わりでした。初めと終わりに高く、真ん中が低い浴槽の形になります。ラーニングカーブを挙げた肢は、慣れによる伸びを描いた線です。数をこなすほど、一つあたりの手間が減ります。三つとも、技術の進む道を描いてはいません。縦に何を取るかで、四つの線は分かれます。この線が縦に取るのは、技術の性能そのものでした。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ需要曲線:需要曲線を挙げています。値と量の結びつきを描いた線でした。安くなるほど買う人が増える形です。ところが縦に取るのは需要の量です。技術の性能ではありません。描く相手が違いました。縦に取るのが需要のほうでした。
- ウバスタブ曲線:バスタブ曲線を挙げています。壊れやすさの移り変わりを描いた線でした。両端が高く、真ん中がへこむ形になります。けれども浴槽の形であって、Sではありません。縦に取るのは故障の率です。形も相手も違いました。縦に取るのが故障の率です。
- エラーニングカーブ:ラーニングカーブを挙げています。数をこなすほど手間が減る様子を描いた線でした。慣れによる伸びを表すので、上がり方は似ています。ところが縦に取るのは習熟の度合いです。技術の進化ではありません。見ている相手が別でした。
この問題の用語
- 移行いまのシステムから新しいシステムへ、業務とデータを移し替えることです。切り替えの手順と、途中で起きる問題の備えが要になります。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問70
同じ用語が出る問題
- 令和8年度 科目A 問14:サービス可用性に関する問題(移行)
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