暗号技術の用語(38語)
情報セキュリティマネジメントの過去問の「暗号技術」の分野から選び出した用語 38語を、短い言葉で説明しています。
語の下の「出た問題」から、その語が出た過去問へ進めます。「暗号技術」の過去問をまとめて解くこともできます。
- AES暗号化と復号に同じ鍵を使う共通鍵暗号の方式で、決まった長さごとに区切って処理します。処理が速く、通信やデータ本体の暗号化に使われます。出た問題:システムアーキテクト 令和6年度 春期 午前Ⅱ 問18
- CRYPTREC暗号リスト電子政府で調達するときに参照する暗号の一覧。勧めるもの、候補として挙げるもの、使用中に限って認めるものに分かれています。出た問題:ITストラテジスト 令和4年度 春期 午前Ⅱ 問23
- IPsecIPの層でやり取りを丸ごと暗号化する仕組み。中身の暗号化には、送る側と受ける側で共有した共通鍵を使います。出た問題:応用情報技術者 令和7年度 春期 午前 問43
- MITB利用者のブラウザに入り込み、送金の内容などを書き換える攻撃です。別の機器で取引情報を確かめるトランザクション署名で見抜きます。出た問題:情報処理安全確保支援士 令和4年度 春期 午前Ⅱ 問11
- RSA非常に大きな数の素因数分解が難しいことを安全性の根拠にした公開鍵暗号方式です。鍵を公開するものと秘密にするものの2つに分けて使います。出た問題:ITストラテジスト 令和5年度 春期 午前Ⅱ 問24
- SHA-256データから決まった長さの値を計算する関数。値が一致すれば内容も同じとみなせ、改ざんの検知に使われます。出た問題:情報セキュリティマネジメント 令和5年度 科目A 問5
- XML署名XML文書に電子的な署名を付けるための仕様のことをいいます。文書の一部だけに署名する部分署名や、多重署名にも対応できます。出た問題:情報セキュリティマネジメント 平成31年度 春期 午前 問24
- ステガノグラフィ画像や音声などの中に、気付かれないように別の情報を埋め込む技術。隠していること自体を見えにくくします。出た問題:情報セキュリティマネジメント 令和元年度 秋期 午前 問11
- セッション利用者がつながってから終わるまでの、一続きのやり取りのことです。識別のためのIDが割り当てられ、同じ利用者のやり取りとしてまとめます。出た問題:データベーススペシャリスト 令和6年度 秋期 午前Ⅱ 問23
- タイムスタンプデータが作られたり更新されたりした日時を記録したものです。ログの順序の確認や、ある時刻に存在したことの証明に使います。出た問題:ITストラテジスト 令和6年度 春期 午前Ⅱ 問23
- ディジタル署名デジタル署名の古い書き方で、指しているものは同じです。改ざんを見つけられるだけで、改変そのものを防ぐ力はありません。出た問題:ITパスポート 令和2年度 10月 (特別措置試験) 問100
- デジタル署名送り主が本人であることと、途中で中身が変わっていないことを同時に示す電子の印(古い表記はディジタル署名)。秘密鍵で作り、公開鍵で確かめます。出た問題:ITパスポート 令和8年度 問91
- トランザクション署名ネットバンキングでの不正送金を防ぐ仕組み。取引情報をPCとは別の機器に入力し、表示された値を送って改ざんを見抜きます。出た問題:情報処理安全確保支援士 令和5年度 秋期 午前Ⅱ 問7
- ハイブリッド暗号共通鍵暗号と公開鍵暗号を組み合わせた方式のこと。本文は速い共通鍵で暗号化し、その鍵だけを公開鍵で送って両方の利点を活かします。出た問題:情報セキュリティマネジメント 科目A・B サンプル問題 科目A 問21
- ハッシュハッシュ関数で作られた値そのもの。元に戻せないので、中身を見せずに同じかどうかだけを確かめるのに使えます。出た問題:ITパスポート 令和7年度 問74
- ハッシュ関数どんな長さのものからも決まった長さの値を作り出す計算。少しでも中身が変われば、できあがる値は大きく変わります。出た問題:ITパスポート 令和8年度 問91
- パリティビット誤りを見つけるために付ける1ビットの検査用データ。1の個数が偶数か奇数かをそろえておき、1ビットの誤りを検出します。出た問題:応用情報技術者 令和5年度 秋期 午前 問4
- ブロック暗号データを決まった長さごとに区切って暗号化する方式のこと。AESが代表例で、メッセージ認証符号を作るのにも使われます。出た問題:情報セキュリティマネジメント 科目A・B サンプル問題 科目A 問23
- メッセージダイジェスト元のデータをハッシュ関数にかけて得られる、短い値のことです。ここから元のデータへ戻すことは難しく、長さは一定になります。出た問題:データベーススペシャリスト 令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問20
- メッセージ認証受け取った情報が途中で書き換えられていないか確かめること。送信者と受信者だけが持つ鍵を使うので、第三者には作れません。出た問題:情報セキュリティマネジメント 平成31年度 春期 午前 問26
- メッセージ認証符号メッセージと鍵から作る短い符号のこと。受け取った側が同じ手順で作り直して比べ、改ざんされていないことを確認できます。出た問題:情報処理安全確保支援士 令和6年度 春期 午前Ⅱ 問2
- 公開鍵誰にでも配ってよい鍵で、これで暗号にした文は対になる秘密鍵でしか戻せません。相手に渡しても危なくないほうの鍵です。出た問題:ITパスポート 令和7年度 問89
- 公開鍵基盤鍵と証明書を発行し、期限切れや失効まで面倒を見る仕組み全体。証明書を信じてよい根拠は、この土台があることです。出た問題:ITパスポート 令和8年度 問90
- 公開鍵暗号配ってよい鍵と手元に隠す鍵を対にして使う暗号のやり方。同じ鍵を相手と持ち合わなくてよいので、初めての相手とも安全にやり取りできます。出た問題:情報セキュリティマネジメント 令和元年度 秋期 午前 問26
- 公開鍵暗号方式「公開鍵暗号」と同じ意味です。配ってよい鍵と隠す鍵を対にして使うやり方を、手順として言うときにこの言い方をします。出た問題:ITパスポート 令和7年度 問89
- 共通鍵送る側と受け取る側が同じものを持つ鍵。速く処理できる代わりに、相手へどう安全に渡すかが課題になります。出た問題:ITパスポート 令和7年度 問89
- 共通鍵暗号同じ鍵を、暗号にするときにも元に戻すときにも使うやり方。鍵を知られた時点で中身が読まれるので、渡し方と保管が肝心です。出た問題:システム監査技術者 令和2年度 10月 午前Ⅱ 問17
- 共通鍵暗号方式「共通鍵暗号」と同じ意味です。同じ鍵を送る側と受け取る側の双方が持つやり方を、手順として言うときにこの言い方をします。出た問題:ITパスポート 令和6年度 問57
- 復号暗号にした文を、もとの読める形に戻すことをいいます。相手の公開鍵で暗号化した文は、相手の秘密鍵だけで戻せます。出た問題:ITパスポート 令和7年度 問89
- 改ざん保管や送信の途中で、内容を許されずに書き換えること。完全性が損なわれますが、電子署名などを使えば起きたことを見つけられます。出た問題:ITパスポート 令和7年度 問25
- 時刻認証電子データに、その時刻の証明を付けるしくみの呼び名です。存在した時刻と、以後変わっていないことを確かめられます。出た問題:情報セキュリティマネジメント 平成29年度 春期 午前 問10
- 暗号アルゴリズム暗号にするときの、決まった計算の手順のことをいいます。計算機の性能が上がると鍵を推定され、安全性が下がっていきます。出た問題:情報セキュリティマネジメント 平成30年度 春期 午前 問26
- 検証鍵ディジタル署名を確かめるために使う公開鍵のこと。改ざんの有無は分かりますが、どこが書き換えられたかまでは分かりません。出た問題:情報セキュリティマネジメント 平成29年度 秋期 午前 問24
- 楕円曲線暗号短い鍵の長さで、高い安全性を得られる公開鍵暗号の方式です。同じ強さで比べると、RSA暗号より鍵が短くて済みます。出た問題:エンベデッドシステムスペシャリスト 令和6年度 秋期 午前Ⅱ 問15
- 秘密鍵持ち主だけが手元に隠しておく鍵で、公開鍵と対になります。これが他人に渡ると、なりすましも盗み見も止められません。出た問題:基本情報技術者 令和7年度 科目A 問9
- 素因数分解大きな数を、かけ合わせのもとになる素数へ分けることです。これが非常に難しいことを利用したのが、RSA暗号です。出た問題:情報セキュリティマネジメント 平成29年度 秋期 午前 問23
- 署名鍵ディジタル署名を作るときに使う送信者の秘密鍵のこと。本人だけが持っているので、受け取った側は送信者が誰かを確認できます。出た問題:応用情報技術者 令和4年度 春期 午前 問39
- 鍵管理鍵を作り、配り、保管し、捨てるまでを安全に扱うことです。共通鍵の方式では相手ごとに鍵が要るので、相手が増えるほど大変です。出た問題:情報セキュリティマネジメント 平成30年度 秋期 午前 問27