平成27年度 春期 午前 問78
企業活動
減価償却に関する問題
取得原価 30 万円の PC を 2 年間使用した後,廃棄処分し,廃棄費用 2 万円を現金で支払った。このときの固定資産の除却損は廃棄費用も含めて何万円か。ここで,耐用年数は 4 年,減価償却は定額法,定額法の償却率は 0.250,残存価額は 0 円とする。
- ア9.5
- イ13.0
- ウ15.0
- エ17.0
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✓ これが正解エ17.0
解説
まだ償却していない 15 に廃棄費用 2 を足します。
設問は、取得原価 30 万円の PC を 2 年間使用した後に廃棄したときの固定資産の除却損を、廃棄費用も含めて問うています。まず毎年の減価償却費を出します。定額法で償却率が 0.250、残存価額は 0 円ですから、30 × 0.250 で毎年 7.5 万円です。2 年間で 15 万円がすでに費用になっているので、取得原価から引いた残りは 15 万円。これが、本来なら残り 2 年かけて費用にするはずだった分です。廃棄した以上その場で損として計上します。設問は廃棄費用も含めてと念を押しているので、現金で支払った 2 万円を足して 17 万円になります。廃棄費用は出ていったお金なので、損を小さくするのではなく大きくする向きに働きます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア9.5:9.5 は、償却を 3 年分してしまった形です。30 − 7.5 × 3 で 7.5 万円とし、そこに廃棄費用 2 万円を足すとこの数になります。設問で使用したと書かれている期間は 2 年間です。
- イ13.0:13.0 は、廃棄費用を足すべきところを引いてしまった形です。15 − 2 でこの数になります。支払った現金は損を増やす向きに働くので、符号が逆になっているのが惜しいところです。
- ウ15.0:15.0 は、まだ費用にしていない 15 万円だけで止めた形です。設問がわざわざ廃棄費用も含めてと断っているので、そこを読み落とすと、この数のまま答えてしまいます。
この問題の用語
- 原価製品やサービスを作るためにかかった費用のことです。材料費、労務費、経費を合わせて、その期の製造費用として計算します。
- 廃棄使わなくなった機器や書類を、処分することをいいます。記録が残る装置は、全領域を上書きしてから引き渡します。
出典:平成27年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問78
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前 問80:このRoHS指令の目的(廃棄)
- 令和6年度 秋期 午前 問57:入出力データの管理方針の例(廃棄)
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