平成27年度 秋期 午前 問61
システム戦略
エンタープライズアーキテクチャにおいて,業務と情報システムの理想を表すモデルはどれか。
- アEA 参照モデル
- イTo-Be モデル
- ウザックマンモデル
- エデータモデル
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✓ これが正解イTo-Be モデル
解説
業務と情報システムの理想を表すのが To-Be モデルです。
エンタープライズアーキテクチャは、業務と情報システムを同じ土台の上で見直すための枠組みです。ここで描く絵は二枚あって、いま現に動いている姿を写した現状の絵と、こうあるべきだと決めた目標の絵に分かれます。設問が求めているのは後者、つまり理想の側です。正解は To-Be モデルで、そうあるべき姿という意味がそのまま名前になっています。二枚の絵を並べると、両者の差がそのまま移行の計画の中身になります。ですから現状を写すだけでは足りず、理想を描いて初めて、どこへ向かうかという道筋が引けます。エンタープライズアーキテクチャは、ビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジという四つの体系で整理されますが、どの体系にも現状の絵と理想の絵の二枚があります。理想と書かれていたら目標の側を指す語を選ぶという読み方は、四つの体系のどこでも同じように効きます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アEA 参照モデル:他の組織が作り上げた枠組みをひな型として示したもので、自分たちがどうあるべきかを決めた中身そのものではありません。設計を始めるときに借りてくる材料という位置づけにとどまります。
- ウザックマンモデル:何を、どうする、どこで、誰が、いつ、なぜという観点の列と、経営者から実装者までの階層の行で情報を整理する表の形です。並べる棚を決めるものであって、棚に載る中身を表しません。
- エデータモデル:四つの体系のうちデータを受け持つ側で使う道具の名前です。扱う情報の構造を表すための手段なので、業務全体が目指す到達点を言い表す語にはなりません。
この問題の用語
- 情報システム業務に必要なデータを集め、処理し、伝えるための仕組み全体です。コンピュータや通信網だけでなく、それを使う人や業務の手順も含みます。
出典:平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問61
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