平成26年度 春期 午前 問61
システム戦略
エンタープライズアーキテクチャにおいて,業務と情報システムの理想を表すモデルはどれか。
- アEA 参照モデル
- イTo-Be モデル
- ウザックマンモデル
- エデータモデル
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✓ これが正解イTo-Be モデル
解説
理想の姿を指す言葉は、時点を持つ側にあります。
設問は、エンタープライズアーキテクチャで業務と情報システムの理想を表すモデルを選ばせています。エンタープライズアーキテクチャは、いまの姿と、あるべき姿とを並べて描き、その差を埋める道筋を立てる手法です。ですから、四つの用語を見分ける軸は一つだけで、その用語が時点を指しているかどうかです。時点を指す言葉は、出発点である現状の姿と、到達点である将来のあるべき姿の二つで、設問が言う理想は後者に当たります。英語で、あるべき、と読める名前が付いた用語がそれです。残りの三つは、いずれも描くときに使う道具や、体系の一部を指す名前で、現状か将来かという時点を持ちません。時点を持たない名前は、その組織にとっての理想そのものを表せません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アEA 参照モデル:業務、データ、適用処理、技術の四つの体系を政府が整理した、ひな型に当たります。作るときに手本として参照する材料であって、その組織が目指す到達点そのものではありません。
- ウザックマンモデル:何を、どうやって、どこで、といった問いと、関わる人の立場とを格子に組み、成果物を分類する枠組みです。整理棚に当たるものであって、棚に収める将来像の中身ではありません。
- エデータモデル:データの構造だけを表した図で、四つの体系のうちデータ体系の一部に当たります。業務の姿も情報システム全体の姿も表せないので、設問が求める広がりに届きません。
この問題の用語
- 情報システム業務に必要なデータを集め、処理し、伝えるための仕組み全体です。コンピュータや通信網だけでなく、それを使う人や業務の手順も含みます。
出典:平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問61
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