平成28年度 秋期 午前Ⅱ 問7
経営戦略手法
VRIO分析に関する問題
環境分析の代表的なフレームワークについて,外部環境を分析するものと内部環境を分析するもので整理した図のcに当てはまるものはどれか。ここで,ア〜エはa〜dのいずれかに対応する。
環境分析のフレームワークの整理図:
┌─────────────┬─────────────┐ │ 外部環境分析 │ 内部環境分析 │ │ [a] │ [VRIO分析] │ │ [b] │ [d] │ │ [3C分析] │ │ [c] │ └─────────────┴─────────────┘ ([3C分析]と[c]は中央の縦線の上に置かれ,外部環境分析と内部環境分析の両方にまたがる)
- アPEST分析
- イSWOT分析
- ウバリューチェーン分析
- エファイブフォース分析
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✓ これが正解イSWOT分析
解説
外部と内部の両方にまたがるcには、SWOT分析が入ります。
見分ける軸は、各フレームワークが外部環境と内部環境のどちらを分析するかです。PEST分析は政治・経済・社会・技術というマクロ環境を、ファイブフォース分析は業界内の競争要因を見るので、どちらも外部環境分析に入り、aとbに当たります。バリューチェーン分析は自社の活動を主活動と支援活動に分けて付加価値の源を探るので、VRIO分析と並んで内部環境分析のdに当たります。SWOT分析は、外部環境の機会と脅威、内部環境の強みと弱みを一つの表にまとめて整理するので、3C分析と同じく両方にまたがる位置のcに入ります。3C分析も、顧客と競合という外部と、自社という内部を合わせて見る点で両方にまたがっています。外は機会と脅威、内は強みと弱み、と四つの要素の出どころを思い出すと、SWOT分析が中央に来る理由が分かります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アPEST分析:PEST分析は、政治、経済、社会、技術の四つの観点から、自社では動かせないマクロ環境を把握する手法です。外部環境だけを対象にするので、図では左側のaかbに入り、両方にまたがるcには当たりません。
- ウバリューチェーン分析:バリューチェーン分析は、自社の事業活動を主活動と支援活動に分け、どこで付加価値が生まれているかを調べる手法です。自社の内部を見るものなので、VRIO分析と同じ右側のdに入ります。
- エファイブフォース分析:ファイブフォース分析は、業界内の競争、新規参入、代替品、買い手、売り手という五つの競争要因から業界の収益性を見る手法です。外部環境の分析なので、左側のaかbに当たります。
この問題の用語
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:平成28年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問7
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