データベース|平成31年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問91
E-R図で表現するものはどれか。
- HDD内のデータの物理的な配置
- ✓ これが正解エンティティ同士の関係
- 処理の流れ
- 入力データ及び出力データ
解説
データのもの同士がどう結び付いているかを描いた図になります。
E-R 図は、扱う対象をもの単位で洗い出し、その間にどんな関わりがあるかを線で結んで描く図です。洗い出したものをエンティティと呼びます。社員と部署、注文と商品といった単位がこれにあたります。線の端には、一つに対して多くが結び付くのか、一つ対一つなのかを書き添えます。こうして描いておくと、表をどう分けて作ればよいかが見えてきます。だから、データベースを設計する前の段でよく使われます。描いているのは、どこに置くかでも、どういう順で動くかでもありません。何と何がどう結び付いているか、という関係そのものです。実体という言葉を当てることもあります。関わりのほうは関連と呼ばれます。二つの頭文字を取って E-R 図といいます。名前が中身を表しています。データモデルを図で表したもの、と言い換えることもできます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 円盤の中でデータが実際にどこへ置かれるかは、物理的な配置の話です。設計のずっと後の段で決まりますし、多くは仕組みの側が受け持ちます。使う側は意識しません。この図が描いているのは置き場所ではなく、もの同士の結び付きになります。
- 処理がどういう順で進むかを描くのは、流れ図の役目です。分かれ道や繰り返しを記号で表します。時間に沿って動きを追う図であって、データの構えを描く図ではありません。順を追えるように上から下へ描きます。図の目的が違います。
- 何が入って何が出るかを描くのも、別の図が受け持ちます。処理とデータの受け渡しに目を向けた描き方です。これも動きの側を見ています。矢印の向きに意味があります。もの同士の関わりを静かに写し取る図とは、見ている面が違います。
この問題に関係する言葉
- E-R図管理の対象と対象どうしの関連によって、データの構造を表す図です。表として実装する前提や、業務上の手順を表すものではありません。
- エンティティ情報の世界で管理の対象となる、人やものごとの一つひとつを指します。E-R図では、この対象と対象どうしの関連を組み合わせて表します。
- データモデル
出典:平成31年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問91
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