システム戦略|平成30年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問5
DFDの記述例として,適切なものはどれか。
```
ア イ
事象A ┌事象B─┐ 事象D データA データB データC
───→(状態1)(状態2)───→ ───→(処理1)───→(処理2)───→
└─事象C┘ ↑
┌────────┐
│ データ │
│ファイル1│
└────────┘
ウ エ
┌────┐ ↓
│実体1│ ┌───◇判断◇
└────┘ │ ↓
│1 ┌────┐ ┌────┐
◇関係◇ │処理1│ │処理2│
│N └────┘ └────┘
┌────┐ ↓ ↓
│実体2│
└────┘
```
- (状態遷移図)
- ✓ これが正解(データフロー図)
- (E-R図)
- (流れ図)
解説
データの流れと、途中でためておく場所を描いた図です。
業務を図にする方法はいくつもあり、何を描きたいかで使い分けます。DFDは、データの流れに注目した図です。データがどこから来て、どの処理を通り、どこへ渡っていくのかを矢印で結びます。途中でためておく場所も、データファイルとして描き込みます。問われているのはこの形の例です。処理を丸や四角で、流れを矢印で表した図が当てはまります。ほかの三つは、状態の移り変わり、実体どうしのつながり、処理の順序を描く図です。矢印が何を運んでいるのかを見ると、見分けられます。描く記号は四つだけです。データの出どころと行き先、処理、ためておく場所、そして流れを表す矢印です。少ない記号で描けるので、業務を知らない人にも見せやすい利点があります。細かく描き込みたいときは、一つの処理をさらに分けた図を別に用意します。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 丸で状態を、矢印で状態が移るきっかけを表した図です。運んでいるのはデータではなく移り変わりなので、データの流れを描く図とは別のものです。移り変わりのきっかけを矢印に書くので、矢印の意味が違います。運ばれるものは書きません。
- 四角で実体を、ひし形で実体どうしのつながりを表した図です。データベースの設計で使うもので、時間に沿った流れは描いていません。線の両端に付く数は、何対何で結ばれるかを表しています。流れではなく関係です。
- ひし形で枝分かれを、四角で処理を表した図です。処理の順番を描くもので、どんなデータが渡るのかは表していません。上から下へ順に読む形で、枝分かれと繰り返しを表します。運ばれるものは書かれていません。順序を見る図です。
この問題に関係する言葉
- DFD
- データフロー図
- E-R図管理の対象と対象どうしの関連によって、データの構造を表す図です。表として実装する前提や、業務上の手順を表すものではありません。
- 流れ図
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問5(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
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