企業活動|平成27年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問92
〔中問B・ストラテジ〕Aさんは,粗利向上策としてチャーシューメンの単価を50円値引きして,チャーシューメンの売上数量を増大させることを考えた。値引き前のチャーシューメンの粗利を超えることのできる最も少ない売上数量はどれか。
〔図1〕(原典のワークシートを表に書き起こしたものです。列は A〜H,行番号は左端に付いています)
| 行 | A | B | C | D | E | F | G | H |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | メニュー | 単価 | 原価 | 売上数量 | 売上高 | 粗利 | 売上比率 | 粗利率 |
| 2 | しょう油ラーメン | 500 | 350 | 525 | 262,500 | 78,750 | 55.8% | 30.0% |
| 3 | みそラーメン | 550 | 380 | 78 | 42,900 | 13,260 | 9.1% | 30.9% |
| 4 | チャーシューメン | 800 | 430 | 75 | 60,000 | 27,750 | 12.8% | 46.3% |
| 5 | 味玉ラーメン | 700 | 400 | 150 | 105,000 | 45,000 | 22.3% | 42.9% |
| 6 | 合計 | 828 | 470,400 | 164,760 | 100.0% | 35.0% |
- 82
- 84
- ✓ これが正解87
- 90
解説
利幅を出し直してから割り、超えるためには切り上げます。
一つあたりいくらもうかるかを出してから割ります。超えるべき額は、値引き前の粗利で二万七千七百五十円です。単価だけが八百から七百五十に下がり、原価は四百三十のままなので、一つあたりの利益は三百二十円になります。ここで利益率ではなく額そのものを追いかけます。その額を三百二十で割ると八十六と少しなので、切り上げます。値引きで動くのは単価だけで、原価はそのまま残ります。だから一つあたりの利幅が、値引いた額とちょうど同じだけ痩せます。別の道からも同じ答えに着きます。いまの数量に、痩せる前の利幅と痩せたあとの利幅の比を掛けても八十七になります。同じ回の前のほうにも、この式を組み立てる側から問う問いが置かれていました。一つの式を、組む側と解く側の二回に分けて問うています。同じ表を二度使う作りになっています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 三百二十を八十二倍しても二万六千二百四十で、届きません。割り算の答えより小さい数です。境目の前後を両側から掛け直しておくと、丸め方でも迷いません。届かない側なので、切り上げるより手前の段で、すでに外れていることになります。
- 三百二十を八十四倍して二万六千八百八十です。これも届かないので、超えるという条件を満たしません。境目に近い数ほど、掛け直して確かめる値打ちがあります。割った答えの端数を切り捨てると、この側に落ちてしまいます。切り上げます。
- 超えることは超えますが、最も少ない数量ではありません。設問は二つの条件を同時に求めています。設問が条件を二つ並べているときは、二つとも当てます。一つ目だけで止めると、この肢を選んでしまいます。同じ回で三度も出ている形です。
この問題に関係する言葉
- 利益率
- 損益分岐点
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問92
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