ITパスポート 平成25年度 秋期 特別措置試験 問91
企業活動
業務改善に関する問題
〔中問B・事務担当者の業務改善〕〔ストラテジ〕M さんは,〔業務改善の企画書作成に関する上司からの指示〕の(2)に基づいて,業務改善の観点を廃止(Eliminate),統合(Combine),置換え(Rearrange),簡素化(Simplify)とし,改善のためのアイデアを複数作成した。〔関係者への追加インタビュー結果メモ〕にある“掲載されている写真が違っている”に対して,簡素化の観点から立案されたアイデアとして,最も適切なものはどれか。
〔中問B の記述(抜粋・再掲)〕
〔業務改善の企画書作成に関する上司からの指示〕(2) 改善策は,適切な観点に従って複数案作成する。
〔関係者への追加インタビュー結果メモ〕Web 販売では,商品紹介のページで商品ごとに数枚の写真を掲載している。クレームが発生した商品では掲載されている写真の一部が違っていて,注文した商品と違うという誤発送の原因となっていた。営業企画課の商品担当者が写真と説明文を登録し,登録の都度目視でチェックしているが,ワインは商品名が非常に複雑なので,掲載する写真を間違えやすい。
- ア 写真の掲載をやめる。
- イ 商品ごとの掲載写真の数を絞り込む。
- ウ 登録内容をシステムでチェックする。
- エ 登録内容をまとめてベテラン担当者が目視でチェックする。
答えと解説
✓ これが正解イ 商品ごとの掲載写真の数を絞り込む。
解説
やめることと減らすことは、別々の観点に分けられます。
業務改善の観点は、やめられないか、まとめられないか、入れ替えられないか、簡単にできないかの四つを並べて考えると漏れがありません。設問が聞いているのは四つ目の観点で、手間そのものを軽くする方向です。写真を載せるのをやめる選択肢は、一つ目のやめる観点です。まとめて熟練者が確かめる選択肢は、二つ目の集める観点です。仕組みに確かめさせる選択肢は、人から機械への置き換えです。残る一つは商品ごとの写真の枚数を絞るという選択肢で、写真そのものは残したまま、扱う数だけを減らしています。だから、これが簡単にする観点から立てた案です。記述には商品の名が非常に複雑で取り違えやすいとあり、枚数が減れば確かめる手間もそのぶん軽くなります。四つの選択肢は、四つの観点に一つずつ割り当てられています。
ほかの選択肢の解説
- ア 写真の掲載をやめる。:載せること自体をやめる、一つ目のやめられないかという観点です。零にしてしまえば買う人は中身を見られなくなり、見ている観点も一つずれています。
- ウ 登録内容をシステムでチェックする。:仕組みに確かめさせる、人の目を機械に置き換える案です。担う相手が人から仕組みへ移る三つ目の入れ替えられないかの観点で、手間を軽くする観点ではありません。
- エ 登録内容をまとめてベテラン担当者が目視でチェックする。:熟練した担当者がまとめて確かめる、散らばっていた作業を一か所に集める案です。二つ目のまとめられないかの観点で、手間を軽くしているのではありません。
関連用語
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問91
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