プロジェクトマネジメント|平成26年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問46
プロジェクトチームのメンバの役割や責任を定義するものとして,最も適切なものはどれか。
〔図(4つの選択肢が図で示されている)〕
```
ア 週ごとの担当を示した表(横軸=第1週・第2週・第3週)
設計 … 第1週に「佐藤,山田」
開発 … 第2週に「佐藤,田中」
イ 作業の流れ図
開始 → 設計(佐藤,山田)→ 開発(佐藤,田中)→ 終了
ウ 作業×人の表(凡例 R:実行 C:チェック)
佐藤 山田 田中
設計 R C
開発 C R
エ 組織の階層図
プロジェクトチーム
├ 設計(佐藤,山田)
└ 開発(佐藤,田中)
```
- 週ごとの担当を示した表
- 作業の流れ図
- ✓ これが正解作業×人の表(R:実行/C:チェック)
- 組織の階層図
解説
凡例が付いている図だけが、役割の種類を書き分けられます。
四つの図は、それぞれ別の軸で人を並べています。いつ動くかを示すもの、どの順で進むかを示すもの、どの集まりに属するかを示すもの。これらは誰がどこにいるかまでは言えますが、その人が何を担うのかまでは書けません。作業と人を交差させた表に、担う内容を表す印の凡例を添えれば、同じ人が作業ごとに違う受け持ちを持つことまで書けます。プロジェクトマネジメントでは、この形で分担を定めます。この表は、縦に作業を、横に関わる人を並べます。枡ごとに印を置き、その意味を欄外で説明しておけば、一人が場面によって別の役回りを担うことも表せます。責任を負う人と、実際に手を動かす人を書き分けられるのが強みです。空いた枡が並べば、誰も受け持っていない作業が浮かび上がります。逆に印が一人へ寄っていれば、そこが滞りの元になると読めます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- いつ誰が動くかを示す図です。日程は読み取れますが、担う内容までは書き分けられません。いつ誰がどれだけの期間動くかを一目で見たいと言われたなら、こちらが答えになります。棒の長さがそのまま日数を表すので、遅れも見て取れます。
- どの順で進むかを示す図です。流れは分かりますが、受け持ちの種類は表せません。どの作業がどの作業の後でしか始められないかを見たいと言われたなら、こちらです。全体の日数を縮める勘所も、この形をたどれば読み取れます。
- 誰がどの集まりに属するかを示す図です。所属は分かりますが、作業ごとの違いは書けません。誰が誰の下に付くかという体制を示せと言われたなら、こちらになります。命令の道筋は読めますが、誰が何を受け持つかまでは載りません。
この問題に関係する言葉
- プロジェクトマネジメント期限のある一回限りの活動を目的どおりに終わらせるための管理。作業を分けて洗い出し、日程や費用や人の計画を立てて進めます。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問46
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