システム戦略|平成25年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問12
社内の決裁申請手続の迅速化と省力化を狙いとして導入するシステムはどれか。
- MRP システム
- POS システム
- SFA システム
- ✓ これが正解ワークフローシステム
解説
扱う対象が一つだけ違う肢を選べば、それで決まります。
問われているのは、決裁の手続を速く軽くする仕組みです。ワークフローシステムは、仕事の流れそのものを電子にします。紙で回していた稟議書を、画面の上で回す形に変えます。誰から誰へ回り、いま誰の手元にあるかも見えます。だから、この語を挙げた肢が当たります。残る三つは、どれも業務のデータのほうを扱っています。作るために要る物の量を、あらかじめ弾き出すもの。店先で何がいつ売れたかを、その場で拾い上げるもの。売り込みの経過を、関係者どうしで見えるようにするもの。三つとも、集めているのは物や数字といった中身です。承認の印がいまどこで止まっているかは分かりません。紙を回す手間そのものを軽くするのが狙いです。一つだけ、手続そのものを運ぶ肢が混じっています。何を扱う仕組みかを見れば、それだけで決まります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 部品をいつ幾つ用意するかを決める仕組みです。扱っているのは、作るために要る物の量のほうです。書類がいま誰の手元にあるかは分かりません。物の手配を問われたなら、こちらが答えです。面倒を見ようとしている中身が違います。
- 売れた時点の情報を集める仕組みです。店先で、何がいつ幾つ売れたかを拾います。集めているのは売上の数字です。社内の承認とは、まったく関わりません。売上の把握を問われたなら、こちらが答えです。目を向けている場所が違います。
- 商談の進み具合を分け合う仕組みです。売り込みがどこまで進んだのかを共有します。決裁の道筋を運ぶという働きは持っていません。営業の支援を問われたなら、こちらが答えです。支えようとしている相手が、そもそも違っています。
この問題に関係する言葉
- ワークフローシステム
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問12
同じ単元をまとめて解くならシステム戦略へ。
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)