経営戦略|平成25年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問22
ターゲットマーケティングの説明として,適切なものはどれか。
- 企業活動を個別の価値活動に分解し,各活動の付加価値について分析する。
- 事業や製品を成長性や市場シェアの観点で分類し,ポジショニングに応じた最適な資源配分を行う。
- ✓ これが正解市場を幾つかのセグメントに分割し,少数のセグメントに絞ったアプローチを行う。
- 商品が市場に導入されて衰退するまでの期間を分割し,各期間に対応した戦略を設定する。
解説
四つの肢は、それぞれ何を切っているのかが違っています。
問われている手法は、市場を切って一部を狙う進め方です。手順は三つで、まず市場を年齢や地域や好みで切ります。次に、切ったセグメントの中から狙う相手を絞ります。最後に、その相手からどう見られたいかを決めます。だから、市場を分割して少数に絞ると述べた肢が当たります。自社の活動を分解して付加価値を見る肢は、切る対象が違います。そちらが切っているのは市場ではなく、自社の中の働きです。成長性と占有率で分類して資源を配る肢も、別です。切っているのは事業や製品で、四つの枠に分けて配分を決めます。導入から衰退までを区切って戦略を当てる肢は、時間を切っています。四つはそれぞれ、自社の働き、事業、客、時期を切っています。狙う相手という語は、客の側を切ることを表します。だから、市場を切っている肢を選べば決まります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 自社の活動を分解して付加価値を見ると述べています。切っているのは市場ではなく、自社の中の働きです。どこで価値が生まれているかを見るための手法になります。自社の強みの在りかを問われたなら、こちらが答えです。客を切ってはいません。
- 成長性と占有率で分類して資源を配ると述べています。切っているのは事業や製品のほうです。四つの枠に置き直して、どこへ力を入れるかを決めます。事業の組み合わせを問われたなら、こちらが答えになります。市場そのものは切りません。
- 導入から衰退までを区切って戦略を当てると述べています。切っているのは時間で、時期ごとに打ち手を変えます。売れ方の移り変わりに合わせるための考え方です。商品の一生を問われたなら、こちらが答えです。軸が時間になっています。
この問題に関係する言葉
- セグメント
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問22
同じ単元をまとめて解くなら経営戦略へ。
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)