経営戦略|平成25年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問5
SCM の導入効果として,最も適切なものはどれか。
- 売掛金に対する顧客の支払状況を迅速に把握できる。
- 顧客に対するアプローチ方法を営業部門全体で共有できる。
- ✓ これが正解顧客の要求に合わせてタイムリーに商品を供給できる。
- 個々の商品への顧客のニーズに対する理解を深めることができる。
解説
三文字の経営用語は、何が流れるかで並べ替えると解けます。
問われている仕組みは、仕入から届けるまでを一本の鎖として見ます。調達して作り、蓄えて運び、売るまでを続きとして扱います。SCM は、その鎖の全体を通して物の流れを整える考え方です。要るものを、要るときに、要るだけ流すのが狙いになります。だから効果は、求めに合わせて品物が届くことに現れます。代金の回収の様子をつかむ肢は、お金の流れの話です。帳簿や債権を扱う仕組みが受け持つ範囲になります。営業の進め方を部門で分かち合う肢は、人の動きを見える形にする話です。客ごとの求めを深く理解する肢も、関係を積み上げる仕組みの効果です。三文字の経営用語は、何が流れるかで並べ替えると混ざりません。物が流れるのか、関係が積み上がるのかで分かれます。この設問は品物を供給すると書いているので、物が流れています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 代金の回収の様子をすばやくつかめると述べています。流れているのは品物ではなく、お金のほうです。帳簿や債権を扱う仕組みが受け持つ範囲になります。回収の管理を問われたなら、こちらが答えです。鎖の話ではありません。
- 客への近づき方を営業の部門全体で分かち合うと述べています。誰がいつ何をしたかを見える形にする仕組みの効果です。品物が動くわけではありません。営業を支える道具を問われたなら、こちらが答えになります。流れているのは人の動きです。
- 品物ごとの客の求めを深く理解できると述べています。客との関係を積み上げていく仕組みの効果にあたります。知って、つなぎとめるところに重きが置かれます。関係づくりを問われたなら、こちらが答えです。物の流れとは軸が違います。
この問題に関係する言葉
- SCM原材料の調達から生産、配送、販売までの流れを企業をまたいでまとめて管理するしくみです。在庫や納期の無駄を減らせます。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問5
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