ITパスポート 平成23年度 秋期 問98
システム戦略
情報収集に関する問題
〔中問C・売上向上プロジェクト〕〔ストラテジ〕〔インタビュー調査の注意点〕に従ったインタビュー調査の進め方として,適切なものはどれか。
〔中問C の記述(抜粋・再掲)〕〔インタビュー調査の注意点〕
(1)販促活動の実態や問題点を,短い時間で効率よく調査をするために,あらかじめ主要な質問項目を準備しておくこと
(2)質問の順序として,一般的な質問から具体的な質問に展開したり,対象とする活動の時間的な流れに沿って質問を展開したりするなど,論理的な流れで行うこと
(3)調査を実施する側と調査を受ける側で,認識のずれが生じないようにすること
- ア 商品の仕入れや返品,陳列,販促,売上集計など,店舗で実施する全ての業務について質問する。
- イ 店長がインタビュー調査の目的から外れた回答を続けても,店長の主体性を重んじてインタビュー調査を継続する。
- ウ 店長から得た回答のメモを取り,インタビュー調査終了後,メモの内容に誤解がないかを店長に確認する。
- エ 店舗ごとに,売上の良い商品に関する項目に絞って質問する。
答えと解説
✓ これが正解ウ 店長から得た回答のメモを取り,インタビュー調査終了後,メモの内容に誤解がないかを店長に確認する。
解説
受け取り方のずれを防ぐ心得に、確かめる進め方が当たります。
三つの心得に、四つの進め方を照らしていきます。初めの心得は短い時で無駄なく調べること、次は筋の通った流れで問うこと、三つ目は互いの受け取り方をずらさないことです。店で行う仕事のすべてを問う選択肢は、短い時ではとても収まらないので初めの心得に反します。的を外れた答えが続いても続ける選択肢は、時も流れも崩れるので初めと次の心得に反します。控えを取り、後で誤りが無いか本人に確かめる選択肢が残り、これが三つ目の心得そのものなので正解です。売れている品に絞って問う選択肢は、的が外れています。調べたいのは売る働きの実際と困りごとです。情報収集の心得に一つずつ当てれば、そこで決まります。シラバスも、この調べ方を企業活動の用語として挙げています。
ほかの選択肢の解説
- ア 商品の仕入れや返品,陳列,販促,売上集計など,店舗で実施する全ての業務について質問する。:店で行う仕事のすべてを問う進め方です。漏れなく聞けば確かに全体が見えますが、仕入れも並べも売上もとなれば長くなり、短い時では収まりません。初めの心得に反し、広げすぎています。
- イ 店長がインタビュー調査の目的から外れた回答を続けても,店長の主体性を重んじてインタビュー調査を継続する。:外れた答えが続いても続ける進め方です。相手の言い分を重んじる姿勢ではありますが、時も流れも崩れるので、聞きたいことに戻さなければなりません。二つの心得に反します。
- エ 店舗ごとに,売上の良い商品に関する項目に絞って質問する。:売れている品に絞って問う進め方です。良い品を知れば他の店へ広げられそうですが、調べたいのは売る働きの実際で、困りごとを引き出さなければなりません。絞る先が違います。
関連用語
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問98(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
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