平成26年度 春期 午前 問68
経営戦略マネジメント
成長期の説明
プロダクトライフサイクルにおける成長期を説明したものはどれか。
- ア売上が急激に増加する時期である。市場が活性化し,新規参入企業によって競争が激化してくる。
- イ売上と利益が徐々に減少する時期である。追加投資を控えて市場から撤退することが検討される。
- ウ需要の伸びが鈍化してくる時期である。製品の品質改良などによって,シェアの維持,利益の確保が行われる。
- エ先進的な消費者に対して製品を販売する時期である。製品の認知度を高める戦略が採られる。
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✓ これが正解ア売上が急激に増加する時期である。市場が活性化し,新規参入企業によって競争が激化してくる。
解説
売上が急伸し新規参入で競争が激化する時期です。
プロダクトライフサイクルは、製品が市場に登場してから姿を消すまでの流れを、導入、成長、成熟、衰退の四つの期に分けて捉える考え方です。設問の四つの選択肢はこの四つの期に一つずつ対応する説明になっているので、四肢をまず時間の順に並べ替えてから、成長期に当たるものを取り出すのが安全な進め方です。判定の軸は、その期の売上の伸びと競合の動きの二つです。売上が急に伸び、それを見た他社が入ってきて競争が激化するという二点がそろう期が、成長期に当たります。一つの肢だけを見て決めると、伸びが鈍る成熟期や、認知度の獲得が主題になる導入期と取り違えやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ売上と利益が徐々に減少する時期である。追…:売上と利益が徐々に減少していく時期で、追加投資を控えて市場からの撤退が検討されるという内容です。売上が伸びる話ではなく縮小する話なので、成長期の説明に当たりません。ライフサイクルの最後にあたる衰退期の説明です。
- ウ需要の伸びが鈍化してくる時期である。製品…:需要の伸びが鈍化してくる時期で、製品の品質改良などによってシェアの維持や利益の確保が図られるという内容です。伸びが鈍るという点が成長期とは異なり、伸びが頭打ちに近づく成熟期の説明にあたります。
- エ先進的な消費者に対して製品を販売する時期…:先進的な消費者に対して製品を販売する時期で、製品の認知度を高める戦略が採られるという内容です。まだ売上が本格的に伸びる前の話で、市場に投入したばかりの導入期の説明にあたります。
この問題の用語
- 投資将来の利益を見込んで、設備や仕組みにお金を使うことです。使った額を何年で取り戻せるかを見て、いくつかの案を比べます。
出典:平成26年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問68
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