平成21年度 秋期 午前 問62
経営戦略マネジメント
BPRの説明
BPR を説明したものはどれか。
- ア企業全体の経営資源の配分を有効かつ総合的に計画して管理し,経営の効率向上を図ることである。
- イ顧客視点から業務のプロセスを再設計し,情報技術を十分に活用して,企業の体質や構造を抜本的に変革することである。
- ウ最強の競合相手又は先進企業と比較して,製品,サービス,オペレーションなどを定性的・定量的に把握することである。
- エ利益をもたらすことのできる,他社より優越した自社独自のスキルや技術に経営資源を集中することである。
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✓ これが正解イ顧客視点から業務のプロセスを再設計し,情報技術を十分に活用して,企業の体質や構造を抜本的に変革することである。
解説
業務の流れを根本から作りかえる考え方です。
BPR は、いまある仕事のやり方を前提に置かず、顧客から見た価値を起点として業務の流れそのものを設計しなおす取り組みを指します。情報技術は、その作りなおしを支える道具として使われます。見分けるときの軸は、その説明が業務の流れそのものに手を入れると述べているかどうかを読むことです。経営で使われる似た言葉は、資源の配り方、他社との比べ方、強みの絞り方といった別の場面をそれぞれ受け持っており、流れを組み替えるところまでは踏み込みません。設問が求めているのは、企業の体質や構造を抜本的に変えるところまで言い切る側の説明です。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア企業全体の経営資源の配分を有効かつ総合的…:ヒト・モノ・カネをむだなく配って全体の効率を上げるという、経営資源の管理側を語った説明です。仕事のやり方そのものを組み替えるという動きには触れていません。
- ウ最強の競合相手又は先進企業と比較して,製…:先を行く相手と自社を照らし合わせ、どこがどれだけ違うかを測る手法の説明です。測ることが目的の中心なので、測った後に何をどう作りかえるかまでは述べていません。
- エ利益をもたらすことのできる,他社より優越…:他社より優れた自社独自の技能や技術を見きわめ、そこへ経営資源を寄せるという説明です。どこで戦うかを選ぶ話であり、流れを設計しなおす取り組みとは狙いが違います。
この問題の用語
- BPRいまのやり方を前提にせず、業務の進め方を根本から作り直すことです。高い目標を立てて、最上位の業務機能と組織の形から検討します。
出典:平成21年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問62
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