平成28年度 秋期 午前 問63
経営戦略マネジメント
BPMに関する問題
企業活動における BPM(Business Process Management)の目的はどれか。
- ア業務プロセスの継続的な改善
- イ経営資源の有効活用
- ウ顧客情報の管理,分析
- エ情報資源の分析,有効活用
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✓ これが正解ア業務プロセスの継続的な改善
解説
業務プロセスを絶えず見直して改善し続けることです。
BPM が対象にしているのは、企業の中で仕事が流れていく道すじ、つまり業務プロセスそのものです。いまの流れを目に見える形にして、実際に回してみて測り、詰まっているところを直し、また回す。この一巡を止めずに繰り返していくところに目的があります。一度きりの作り直しで終わらせず、続けて良くしていく点が中心でした。だから、業務プロセスの継続的な改善と述べた肢が当たりました。判定の軸は、何を対象にして、それをどう扱うのかです。残る三つは、いずれも管理や活用の対象が仕事の流れそのものではありませんでした。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ経営資源の有効活用:経営資源の有効活用を目的として挙げています。人や物や資金といった資源をむだなく使う話で、扱う対象が資源の側にあります。仕事の道すじをたどって繰り返し直していく取組みとは別のものでした。
- ウ顧客情報の管理,分析:顧客情報の管理と分析を目的として挙げています。顧客との関係を深めるために情報を蓄えて生かす話です。企業の中の仕事の流れを対象として改善を重ねる取組みとは、向いている先が違いました。
- エ情報資源の分析,有効活用:情報資源の分析と有効活用を目的として挙げています。組織が抱えている情報をどう役立てるかという話で、対象は情報でした。流れを直し続けることを目的とする取組みとは、扱うものが異なります。
この問題の用語
- BPM業務の進め方を分析し、設計・実行・改善を繰り返していく取組です。経営資源をまとめて管理するERPとは、見ている対象が違います。
- 業務プロセス仕事の目的を果たすまでの一連の手順のこと。RPAなどを導入する前に、全体を見える形にして見直すことが大切とされます。
- 企業活動会社が利益を上げるために行う、いろいろな取組みの全体です。製品やサービスを作って売るほか、人や資金の管理、研究開発なども含みます。
- 改善悪いところを直して、より良い状態にすること。一度で終わらせず、計画・実行・評価・見直しを繰り返して続けるのが基本です。
- 情報の管理情報を重要度で区分し、扱い方を決めて守っていく仕事のことです。区分を表示するラベル付けは、その基本となる手立ての一つです。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問63
同じ用語が出る問題
- 令和元年度 秋期 午前 問68:プロダクトイノベーションの説明(業務プロセス)
- 平成29年度 秋期 午前 問75:CIOが果たすべき主要な役割(企業活動)
- 平成29年度 春期 午前 問67:コアコンピタンスの説明(企業活動)
- 平成24年度 秋期 午前 問62:BPMの説明(BPM)
- 平成23年度 特別 午前 問62:BPMの目的(情報の管理)
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