平成30年度 春期 午前 問66
経営戦略マネジメント
企業経営におけるニッチ戦略
企業経営におけるニッチ戦略はどれか。
- アキャッシュフローの重視
- イ市場の特定化
- ウ垂直統合
- エリードタイムの短縮
答えと解説を見る
✓ これが正解イ市場の特定化
解説
狙う市場を絞り込んで資源を集める戦い方です。
ニッチという語は、大きな企業が本腰を入れて狙わない、すき間のような領域を指して使われます。ニッチ戦略はそこに的を絞って経営資源を集める戦い方なので、見分ける軸は、その記述がどこで戦うかを決める話になっているかどうかです。市場の特定化は、対象とする顧客や領域を限定して、そこへ力を集めるという選び方を表しています。広く浅く構えるのではなく、戦う場所そのものを狭く定めるという点が、ニッチの考え方と重なりました。ですからこれが当たります。残る三つは、戦う場所を絞るという話に触れていません。手元の資金の回り方に注目する話、事業をどこまで自社に抱えるかという範囲の話、そして仕事にかかる時間を縮める話であって、どれも市場の選び方とは別の切り口でした。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アキャッシュフローの重視:キャッシュフローの重視を挙げています。手元のお金の出入りをどれだけ重く見るかという、資金繰りに関する方針でした。健全な経営には欠かせない見方ですが、どの市場で戦うかを絞り込むという点には触れていません。
- ウ垂直統合:垂直統合を挙げています。原材料の調達から販売までの流れのうち、どこまでを自社に取り込むかという事業範囲の広げ方を指す語として知られています。市場を狭く絞るのとは向きが逆で、抱える範囲を広げる側の考え方でした。
- エリードタイムの短縮:リードタイムの短縮を挙げています。注文を受けてから届けるまでにかかる時間を縮めるという、仕事の速さに関する取組みでした。改善の相手は工程にかかる時間であって、狙う市場をどう決めるかという話ではありません。
この問題の用語
- キャッシュ一度取り寄せた内容を手元に置いて、次から早く使えるようにする仕組み。CPUとメモリの間や、ブラウザ、DNSなど、さまざまな場所で使われます。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問66
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 科目A 問8:HTTPSに関する問題(キャッシュ)
- 令和6年度 科目A 問3:キャッシュメモリのヒット率(キャッシュ)
- 令和5年度 科目A 問3:メモリインタリーブに関する記述(キャッシュ)
- 令和元年度 秋期 午前 問77:ROIの説明(キャッシュ)
- 令和元年度 秋期 午前 問41(キャッシュ)
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)