2019年度上期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問24
一般用電気工作物等の検査方法
単相3線式に関する問題
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- イ機器Aの内部で断線している。
- ロa線が断線している。
- ハb線が断線している。
- ニ中性線が断線している。
答えと解説
✓ これが正解ニ中性線が断線している。
解説
150 Vは、中性線が断線して機器AとBが直列になった原因です。
単相3線式は、上下の電線と中性線の3本で、100 Vと200 Vの2種類の電圧を取り出す配電方式です。機器AとBは、それぞれ上の線と中性線、中性線と下の線の間に接続され、通常は各機器に100 Vがかかります。
機器Aの両端が150 Vになったのは、機器Aと機器Bが直列になり、200 Vを2つの機器で分け合っているためです。直列では電圧が抵抗に比例して分かれるので、Aが150 Vなら機器Bは50 V(Aの抵抗がBの3倍)です。直列になるのは、中性線が断線したときで、a線とb線の間の200 Vが機器Aと機器Bに直列にかかります。
他の原因では、機器Aは150 Vになりません。a線が切れれば機器Aには電圧がかからず、b線が切れれば機器Aは100 Vのままです。機器A内部で断線していても、電圧計はa線と中性線の間の100 Vを示します。覚え方は、中性線が切れると、機器の電圧が不ぞろいになる、です。
ほかの選択肢の解説
- イ機器Aの内部で断線している。:機器Aの内部が断線しても、電圧計はa線と中性線の間に直接つながっているので、電源電圧の100 Vを示します。機器Aを通らずに電源から100 Vを受けるため、150 Vにはなりません。
- ロa線が断線している。:a線が断線すると、機器Aには電源側からの電圧が届かず、電圧計はほぼ0 Vを示します。100 Vや150 Vといった値にはならず、この問の測定結果の原因とは合いません。
- ハb線が断線している。:b線が断線した場合、機器Bには電流が流れませんが、機器Aは上の線と中性線の間の100 Vを受け続けます。電圧計の読みは100 Vのままで、150 Vにはなりません。
出典:2019年度上期第二種電気工事士筆記試験 問24(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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