平成25年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問25
一般用電気工作物等の検査方法
変流器に関する問題
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変流器(CT)の用途として、正しいものは。
- イ交流を直流に変換する。
- ロ交流の周波数を変える。
- ハ交流電圧計の測定範囲を拡大する。
- ニ交流電流計の測定範囲を拡大する。
答えと解説
✓ これが正解ニ交流電流計の測定範囲を拡大する。
解説
変流器は交流電流計の測定範囲を広げる器具です。
変流器(CT)は、大きな交流電流を、それに比例した小さな電流に変える器具です。電流計は大電流を直接測れないので、変流器で電流を小さくして電流計につなぎます。
電流計の指示に変流比を掛けると、実際に流れている大きな電流がわかります。このように、小さな電流計で大きな電流を測れるので、変流器の用途は交流電流計の測定範囲を拡大することです。変流器の二次側を開いたまま使ってはいけないなど、使い方の注意もありますが、この問で問われているのは用途だけです。電流計には変流器、電圧計には計器用変圧器を組み合わせます。
電圧を変成して電圧計の範囲を広げるのは、計器用変圧器(VT)です。CTは電流計用、VTは電圧計用、と覚えます。
ほかの選択肢の解説
- イ交流を直流に変換する。:交流を直流に変換する器具は、ダイオードなどを使った整流器です。変流器は交流のまま電流の大きさだけを変える器具なので、直流にはしません。
- ロ交流の周波数を変える。:交流の周波数を変える装置は、インバータなどの周波数変換装置です。変流器は電流の大きさを比例して変える器具であり、周波数は変えません。
- ハ交流電圧計の測定範囲を拡大する。:電圧計の範囲を広げる役目をもつのは計器用変圧器(VT)で、電圧を小さくして電圧計に伝えます。変流器が扱うのは電流であり、電圧計とは組み合わせません。
出典:平成25年度下期第二種電気工事士筆記試験 問25(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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